2010年10月の読書メーター
2010年11月1日 読書2010年10月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:1365ページ
■ロードムービー
読了日:10月12日 著者:辻村 深月
■トワイライトIV 最終章 (ヴィレッジブックス)
読了日:10月12日 著者:ステファニー・メイヤー
■1Q84 BOOK 1
この作家は、丁寧な料理を作るような秩序のある文章を書くので読みやすいです。今回も、部分的に印象に残るイメージがたくさんあって想像が膨らみました。BOOK2に進むのが楽しみです。
読了日:10月09日 著者:村上 春樹
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:1365ページ
■ロードムービー
読了日:10月12日 著者:辻村 深月
■トワイライトIV 最終章 (ヴィレッジブックス)
読了日:10月12日 著者:ステファニー・メイヤー
■1Q84 BOOK 1
この作家は、丁寧な料理を作るような秩序のある文章を書くので読みやすいです。今回も、部分的に印象に残るイメージがたくさんあって想像が膨らみました。BOOK2に進むのが楽しみです。
読了日:10月09日 著者:村上 春樹
2010年9月の読書メーター
2010年10月1日 読書読んだ本の数:8冊
読んだページ数:3403ページ
■うつくしい子ども (文春文庫)
読了日:09月23日 著者:石田 衣良
エグイ部分がなく、美しく描かれているところが私には物足りなかった。真実の裏側やそこに近い部分が全くなく、この作家なりの枠にはめられた少年たちの気持ちが如実に表されていたのが特徴。でも、仲間同士の絆は読んでいて気持ちの良いものでした
■冷たい校舎の時は止まる(下) (講談社文庫)
読了日:09月23日 著者:辻村 深月
■冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫)
読了日:09月23日 著者:辻村 深月
■危険な恩人 (ハルキ文庫)
読了日:09月15日 著者:新津 きよみ
■シャイニング〈下〉 (文春文庫)
読了日:09月15日 著者:深町 真理子,スティーヴン キング,Stephen King
■シャイニング〈上〉 (文春文庫)
私はこの訳者さんの海外翻訳ものが読みやすくて好きなので、良かったです。なんだか嫌な予感が最初からするストーリーの展開でやっぱりゾワゾワしました。
読了日:09月11日 著者:深町 真理子,スティーヴン キング,Stephen King
■呪われた町(下) (集英社文庫)
最後まであきらめずに死んだ町を、昼間は沈黙し夜に動きまわる吸血鬼たちを、共に戦った同志も見捨てずに究極的に終わらせたところがすごいと思った。私だったらとっくに逃げていたと思うから。マークという少年の冷静で勇敢な性格がとても痛々しく印象的だった。
読了日:09月06日 著者:スティーヴン・キング
■呪われた町(上) (集英社文庫)
ひとつの田舎町が、吸血鬼の出現によっていとも簡単に破滅に変質していく過程がリアリティを持って緻密に描かれているので空恐ろしい想いで読み終えました。
読了日:09月06日 著者:スティーヴン・キング
読んだページ数:3403ページ
■うつくしい子ども (文春文庫)
読了日:09月23日 著者:石田 衣良
エグイ部分がなく、美しく描かれているところが私には物足りなかった。真実の裏側やそこに近い部分が全くなく、この作家なりの枠にはめられた少年たちの気持ちが如実に表されていたのが特徴。でも、仲間同士の絆は読んでいて気持ちの良いものでした
■冷たい校舎の時は止まる(下) (講談社文庫)
読了日:09月23日 著者:辻村 深月
■冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫)
読了日:09月23日 著者:辻村 深月
■危険な恩人 (ハルキ文庫)
読了日:09月15日 著者:新津 きよみ
■シャイニング〈下〉 (文春文庫)
読了日:09月15日 著者:深町 真理子,スティーヴン キング,Stephen King
■シャイニング〈上〉 (文春文庫)
私はこの訳者さんの海外翻訳ものが読みやすくて好きなので、良かったです。なんだか嫌な予感が最初からするストーリーの展開でやっぱりゾワゾワしました。
読了日:09月11日 著者:深町 真理子,スティーヴン キング,Stephen King
■呪われた町(下) (集英社文庫)
最後まであきらめずに死んだ町を、昼間は沈黙し夜に動きまわる吸血鬼たちを、共に戦った同志も見捨てずに究極的に終わらせたところがすごいと思った。私だったらとっくに逃げていたと思うから。マークという少年の冷静で勇敢な性格がとても痛々しく印象的だった。
読了日:09月06日 著者:スティーヴン・キング
■呪われた町(上) (集英社文庫)
ひとつの田舎町が、吸血鬼の出現によっていとも簡単に破滅に変質していく過程がリアリティを持って緻密に描かれているので空恐ろしい想いで読み終えました。
読了日:09月06日 著者:スティーヴン・キング
2010年8月の読書メーター
2010年8月31日 読書読んだ本の数:6冊
読んだページ数:3069ページ
■ザ・スタンド(下)
マザー・アバゲイル=母性=自然=直観=非合理=善(白い力)を代表するのに対して、ランドル・フラッグは父性=文明=理性=合理=悪(黒い力)を表している。その対照が後半にはファンタジックな如実さでくっきりと明確化されたところが、素晴らしいと思いました。その相反するコミュニティに集う人物たちのキャラの描き方が興味深く、それぞれの人間味と善悪に対する考え方の違いに好みが分かれました。どの人物が一番自分に近いのかな・・と想像するのも余韻を楽しめて良かったです。大長編でしたがあっという間の数日間でした。傑作です。
読了日:08月27日 著者:スティーヴン・キング
■ゴールデンスランバー
青柳雅春がなぜこの犯人に仕立てられたのかが、わからなかったので(イケメンだから?アイドルを助けた有名人だから?)この理不尽さに憤りや戸惑い、果ては悲哀まで感じさせながら必死に逃げる姿にハラハラさせられました。かつての恋人や、かつての同僚、かつて知り合った人々にあらゆる場面で助けられ「もういまはない、懐かしい場所」をゴールデンスランバーの歌になぞらえて事が進んでいく辺りが切なくて、そのために本当に失ってしまうことに悲しみを覚えました。女性キャラの心理がちょっと共感しにくいのを除いて、満足です。
読了日:08月25日 著者:伊坂 幸太郎
■ザ・スタンド(上)
キャプテン・トリップスが世界中を蔓延し、一気に人々を死に至らしめる恐ろしい感染症の後、生き残った人々たちがどうやって生き延びるのかに関心を寄せて読み始めました。一人一人のストーリーが丁寧に描かれているので、それぞれの短編が書けるんじゃないかと思うくらい読み込めました。世界の破滅後に人々は文明利器を失っても希望を失わずに再建への道を目指して、善と悪の岐路に立ちます。そこで、どの道を選ぶかが運命の分かれ道。選ぶ余地もない人物もいますが、このストーリーには善悪ペアになっているキャラクターがいるので考えるのも良い
読了日:08月23日 著者:スティーヴン・キング
■ザ・ロード
守るべき子供がいなければこの父親も、母親と同じように全てを自らの手で放棄していたのかもしれない。遅かれ早かれ世界が終ってしまった後明らかに希望がない重く厳しい状況でも、食べ、飲み、護り、ひたすら歩き続けていかなければ、死んでしまう。子供が聞いた「最終目標は?」と父親に対する問いが胸に重苦しく残りました。人は、どんな道でも立ち止まらない限り目の前に伸びている道をひたすら創意工夫しながら善の気持ちを失わないように用心しながら進まなければたどり着けないのでしょうか。父親と息子の道の先にあるものは・・・
読了日:08月12日 著者:コーマック・マッカーシー
■白の闇 新装版
突然失明してしまうという伝染性の失明症が、急速に広がっていく。人々のパニックがリアルに伝わってくる。とても怖くて不気味な白い闇の世界で混沌とした世界が顕かになっていく。見えないということがこれほど人を絶望させ、失われていく文明社会の中で人間らしい暮らしかたができなくなることの悲惨さに読むのをやめられませんでした。名前のない登場人物と会話文の記号がない文章でしたが、慣れてしまうと読みやすく一段と物語の中へ没頭していきました。目の見えない人々の中でたった一人だけ見えるという現実を持った医者の妻の精神力に脱帽。
読了日:08月11日 著者:ジョゼ・サラマーゴ
■渚にて【新版】 人類最後の日 (創元SF文庫)
数ヵ月後にやってくる放射能にて人生が終わるという状況の中で、人はどう生きていくのかとても興味深く読み終えました。全体的なトーンは暗く重いなままだけど、登場人物のピーター夫妻と赤ちゃん、絶望的な気持ちを飲むことでしか晴らせないモイラ、スコーピオン号潜水艦艦長のドワイト・タワーズ、ほかにも個性的な人物描写で浮き彫りになっていく不自由な日常が印象的でした。特に、モイラとタワーズ艦長との関係のせつなさや真実となかなか向き合えないメアリーを忍耐強く支えるピーター将校の心の交流が誠実で清々しかったです。
読了日:08月10日 著者:ネヴィル・シュート
2009年7月の読書メーター
2010年7月31日 読書読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1514ページ
■パラドックス13
絶望の中で果たして生き延びることに意味があるのか。生き延びた先に希望の光は全く見えない。すべての文明利器・知性から締め出されて、どんどん世界が壊れていくのに生き延びようとする人間の本能をむき出しに描き一人一人のキャラクターが明確化されていて善悪もわかりやすく書かれていて、精神世界に興味のある私には久しぶりにはまった作品でした。一気読みでした。最後まで諦めなかった人が最後には・・・という結末が・・・この本を読んで終末論の物語を読み漁ろうと決心してしまいました(苦笑)
読了日:07月19日 著者:東野 圭吾
■新版 Stargazerで体験するパソコン占星学
読了日:07月10日 著者:小曽根 秋男
■ラーニング・ザ・タロット―タロット・マスターになるための18のレッスン
読了日:07月10日 著者:ジョアン・バニング
■ホロスコープが自分で読める 鏡リュウジ 星のワークブック
読了日:07月10日 著者:鏡 リュウジ
読んだページ数:1514ページ
■パラドックス13
絶望の中で果たして生き延びることに意味があるのか。生き延びた先に希望の光は全く見えない。すべての文明利器・知性から締め出されて、どんどん世界が壊れていくのに生き延びようとする人間の本能をむき出しに描き一人一人のキャラクターが明確化されていて善悪もわかりやすく書かれていて、精神世界に興味のある私には久しぶりにはまった作品でした。一気読みでした。最後まで諦めなかった人が最後には・・・という結末が・・・この本を読んで終末論の物語を読み漁ろうと決心してしまいました(苦笑)
読了日:07月19日 著者:東野 圭吾
■新版 Stargazerで体験するパソコン占星学
読了日:07月10日 著者:小曽根 秋男
■ラーニング・ザ・タロット―タロット・マスターになるための18のレッスン
読了日:07月10日 著者:ジョアン・バニング
■ホロスコープが自分で読める 鏡リュウジ 星のワークブック
読了日:07月10日 著者:鏡 リュウジ
2010年2月の読書メーター
2010年2月28日 読書読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2243ページ
■神様のカルテ
読了日:02月19日 著者:夏川 草介
■美女入門 (角川文庫)
読了日:02月18日 著者:林 真理子
■IN
タマキが追っている本の物語が、以前読んだ「死の棘」に似ているなと思いつつ興味が高まりました。タマキと青司の恋愛の始末が二人にとって納得のいくものじゃないから、タマキは恋愛の抹殺を追求しようとする。作家緑川の「無垢人」の中の緑川と○子との恋愛の始末も同様に納得しがたく、緑川の一方的な語り口で終わってしまった。緑川夫妻によって蚊帳の外に追いやられた○子は人生をインに籠りとうとう・・・そして、タマキも青司との恋愛舞台から無様に降りた後もどんどんインに籠っていく。その心の有り様が深く心に浸透していきました。最後の
読了日:02月17日 著者:桐野 夏生
■エンディングノート
主人公の良子のかたくなさと人とのかかわりを拒むかのようなそっけなさに、初めは鼻について苦手なタイプだと感じました。「エンディングノート」は初めて知った言葉ですが、死ぬ前に自分の気持ちを事細かくノートに書きつづり、残される身内に伝えるというものなんですね。遺言書とは違って、自分の言葉で飾らずに自由に書けるというのが、とても良いです。心の整理をつける儀式のような感じなのかな。良子とその父とは小さいころから確執のようなものがあったけれど、エンディングノートの存在によって色々な想いが現れて考え方も変わったように思
読了日:02月14日 著者:桂 美人
■うちの3姉妹8
時々出てくる真顔の絵が面白くて、娘と爆笑でした。本当に毎日笑いに事欠かなくて、楽しい一家ですね。
読了日:02月14日 著者:松本 ぷりっつ
■フリーター、家を買う。
人って変われるものなんですね。その気になれば、タイミングが合えば、がらっと考え方や生き方が変わるんだと勇気が出ました。結局先が見えるし、頑張っても無駄だし。。なんていう考えでいたら変わるわけないですもんね。誠治が、お母さんのために立ち上がったことが素敵です。それはお母さんが一所懸命に子供たちに愛情を注いだ結果だから。家族団結して、助け合う姿にほろっときました。
読了日:02月11日 著者:有川 浩
■不思議島 (創元推理文庫)
淡々とした語り口が魅力で、最後まで一気に読みました。最後に、謎が解けていくシーンが流れるように自然で読みやすかったです。島の地図をいちいち確かめながら読んでいました。
読了日:02月10日 著者:多島 斗志之
■逃亡者
読了日:02月05日 著者:折原 一
2010年1月の読書メーター
2010年1月31日 読書2010年1月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:4350ページ
■身の上話
古川ミチルという行き当たりばったりの女性が苦手で、読むのにすごく時間がかかりました。イライラし通しで、規則的ないらつく会話のパターンにほとほと嫌気がさしてしまいました。これもテクニックなのでしょうか。2億円の宝くじが当選した人の人生って本当に興味があります。はたして幸せになるのか、不幸になってしまうのか。そして、高額当選者だけが持てる「その日から読む本」という秘密のバイブルの存在が、非常に気になって気になって・・・。ああ、宝くじ当選したいと思いました。彼女の夫が最後にとった行動は、負の連鎖を食い止めるため
読了日:01月30日 著者:佐藤正午
■うちの3姉妹 9
三女のチーちゃんは、相変わらずぶっとび成長中ですね(^-^)真顔ダッシュが、娘と一緒に笑っちゃいました。三姉妹そろってバレエを習い、発表会が楽しみですね。
読了日:01月27日 著者:松本 ぷりっつ
■トワイライトII 上 (ヴィレッジブックス F メ 1-3)
二人がとても幸せに結ばれていただけに、ベラの悲しみと虚無感にとらわれた日常が痛々しいです。失恋した時の苦痛に満ちた思い出が蘇ります。ベラに立ち直ってほしいと心配しつつ読んでいたら、ジェイコブという友人がそばで支えてくれる日々が来てほっとしたのもつかの間。吸血鬼ローランとばったり出会った場面は本当に驚きました。これからどうなるのか、ますます気になります。
読了日:01月26日 著者:ステファニー メイヤー
■トワイライト 下 (3) (ヴィレッジブックス F メ 1-2)
エドワードとベラのカップル誕生ですね。相思相愛の二人は、とても仲が良くて素敵だなと思います。ヴァンパイアと人間がどうやって生きていくのか、いろんな障害をどう乗り越えていくのかが気になります。幸せになってほしい。
読了日:01月25日 著者:ステファニー・メイヤー
■プチ修行 (幻冬舎文庫)
いろいろな修行があるんですね。座禅、瞑想、断食・・・どれも今の私には無理(*_*;なかなか妄想が多くて、集中できそうにないです。それでも、どんなものなのかは知りたいので参考になりました。滝つぼに入って激しく打たれる様子は、すごく印象的でした。
読了日:01月25日 著者:小栗 左多里
■さまよう刃
私の大切に、大切に育てている娘が殺されたら・・・。とても重く、心に深く問いかけるテーマです。少し、思ったのですが我が家は娘の送り迎えを常にしているので、ふと、主人公のお父さんは娘さんを駅まで迎えになぜ行かなかったのかな?と思いました。
読了日:01月24日 著者:東野 圭吾
■彼女がその名を知らない鳥たち
相変わらずの独特の世界観の中で、やりきれない生々しい人間関係を堪能しました。満たされない飢餓感が伴う暮らしの二人の姿がせつなくて、読み進めるのもつらかったです。最後にいくにつれ、陣治の裏の顔があらわれて、不気味な雰囲気にゾクッとしました。
読了日:01月21日 著者:沼田 まほかる
■あじさい日記
読了日:01月18日 著者:渡辺 淳一
■RURIKO
浅丘ルリ子さんは、「家族熱」というドラマを観てなんて美しい人なんだろうと興味を持ちました。なので、詳しくその生い立ちや人生を垣間見ることができて良かったです。
読了日:01月16日 著者:林 真理子
■運命の人(四)
沖縄少女暴行事件はあまり知らなかったので、沖縄に住む人たちの危機感や苦悩を考えさせられた。主人公の弓成夫婦が長い時間を経て、その間にそれぞれの出逢いもなく、うまくいかなかった二人なのになんとなくまた元鞘に戻るかのようなラストが結局人生ってこんなものという現実的な感傷につながりました。人間の出会いの範囲や一人の人間ができることは思う以上に狭いものなんですね。
読了日:01月12日 著者:山崎 豊子
■運命の人(三)
ものすごく緻密に取材を重ね、丹念に資料をまとめて書き上げた転の章ですが、弓成の傲慢さと夫婦の不協和音、間に挟まれた子供たち。周りの人たちの苦悩。対する三木の表の顔と裏の顔とのギャップと思惑にげんなりしてしまいました。読んでいて生きることは、修行、試練なのだと感じました。常にシンプルに生きていきたいと願う思いとは裏腹です。
読了日:01月11日 著者:山崎 豊子
■ダイイング・アイ
一度読んだ事を忘れて再読。一度目に感じなかったことが改めて伝わってきたり良い読後感でした。ホラーの部分もありますが、それもまた面白みを増すものとして楽しめました。交通事故で亡くなってしまった美菜絵の怨念とその夫の執念が絡み合ってゾクッとしました。
読了日:01月09日 著者:東野 圭吾
■オリンピックの身代金
島崎と村田のコンビが印象的でした。二人の奇妙な出会いから生まれる固い絆がせつない。昭和39年という年が日本にとってどれだけ重要なChangeの年だったのかを知りました。追うものと追われるものとの対比がきっちりと描かれていて、刑事落合の家族の誕生が絡み合うことにより、古きよいものから新しい感覚の時代への流れも感じられました。
読了日:01月07日 著者:奥田 英朗
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:4350ページ
■身の上話
古川ミチルという行き当たりばったりの女性が苦手で、読むのにすごく時間がかかりました。イライラし通しで、規則的ないらつく会話のパターンにほとほと嫌気がさしてしまいました。これもテクニックなのでしょうか。2億円の宝くじが当選した人の人生って本当に興味があります。はたして幸せになるのか、不幸になってしまうのか。そして、高額当選者だけが持てる「その日から読む本」という秘密のバイブルの存在が、非常に気になって気になって・・・。ああ、宝くじ当選したいと思いました。彼女の夫が最後にとった行動は、負の連鎖を食い止めるため
読了日:01月30日 著者:佐藤正午
■うちの3姉妹 9
三女のチーちゃんは、相変わらずぶっとび成長中ですね(^-^)真顔ダッシュが、娘と一緒に笑っちゃいました。三姉妹そろってバレエを習い、発表会が楽しみですね。
読了日:01月27日 著者:松本 ぷりっつ
■トワイライトII 上 (ヴィレッジブックス F メ 1-3)
二人がとても幸せに結ばれていただけに、ベラの悲しみと虚無感にとらわれた日常が痛々しいです。失恋した時の苦痛に満ちた思い出が蘇ります。ベラに立ち直ってほしいと心配しつつ読んでいたら、ジェイコブという友人がそばで支えてくれる日々が来てほっとしたのもつかの間。吸血鬼ローランとばったり出会った場面は本当に驚きました。これからどうなるのか、ますます気になります。
読了日:01月26日 著者:ステファニー メイヤー
■トワイライト 下 (3) (ヴィレッジブックス F メ 1-2)
エドワードとベラのカップル誕生ですね。相思相愛の二人は、とても仲が良くて素敵だなと思います。ヴァンパイアと人間がどうやって生きていくのか、いろんな障害をどう乗り越えていくのかが気になります。幸せになってほしい。
読了日:01月25日 著者:ステファニー・メイヤー
■プチ修行 (幻冬舎文庫)
いろいろな修行があるんですね。座禅、瞑想、断食・・・どれも今の私には無理(*_*;なかなか妄想が多くて、集中できそうにないです。それでも、どんなものなのかは知りたいので参考になりました。滝つぼに入って激しく打たれる様子は、すごく印象的でした。
読了日:01月25日 著者:小栗 左多里
■さまよう刃
私の大切に、大切に育てている娘が殺されたら・・・。とても重く、心に深く問いかけるテーマです。少し、思ったのですが我が家は娘の送り迎えを常にしているので、ふと、主人公のお父さんは娘さんを駅まで迎えになぜ行かなかったのかな?と思いました。
読了日:01月24日 著者:東野 圭吾
■彼女がその名を知らない鳥たち
相変わらずの独特の世界観の中で、やりきれない生々しい人間関係を堪能しました。満たされない飢餓感が伴う暮らしの二人の姿がせつなくて、読み進めるのもつらかったです。最後にいくにつれ、陣治の裏の顔があらわれて、不気味な雰囲気にゾクッとしました。
読了日:01月21日 著者:沼田 まほかる
■あじさい日記
読了日:01月18日 著者:渡辺 淳一
■RURIKO
浅丘ルリ子さんは、「家族熱」というドラマを観てなんて美しい人なんだろうと興味を持ちました。なので、詳しくその生い立ちや人生を垣間見ることができて良かったです。
読了日:01月16日 著者:林 真理子
■運命の人(四)
沖縄少女暴行事件はあまり知らなかったので、沖縄に住む人たちの危機感や苦悩を考えさせられた。主人公の弓成夫婦が長い時間を経て、その間にそれぞれの出逢いもなく、うまくいかなかった二人なのになんとなくまた元鞘に戻るかのようなラストが結局人生ってこんなものという現実的な感傷につながりました。人間の出会いの範囲や一人の人間ができることは思う以上に狭いものなんですね。
読了日:01月12日 著者:山崎 豊子
■運命の人(三)
ものすごく緻密に取材を重ね、丹念に資料をまとめて書き上げた転の章ですが、弓成の傲慢さと夫婦の不協和音、間に挟まれた子供たち。周りの人たちの苦悩。対する三木の表の顔と裏の顔とのギャップと思惑にげんなりしてしまいました。読んでいて生きることは、修行、試練なのだと感じました。常にシンプルに生きていきたいと願う思いとは裏腹です。
読了日:01月11日 著者:山崎 豊子
■ダイイング・アイ
一度読んだ事を忘れて再読。一度目に感じなかったことが改めて伝わってきたり良い読後感でした。ホラーの部分もありますが、それもまた面白みを増すものとして楽しめました。交通事故で亡くなってしまった美菜絵の怨念とその夫の執念が絡み合ってゾクッとしました。
読了日:01月09日 著者:東野 圭吾
■オリンピックの身代金
島崎と村田のコンビが印象的でした。二人の奇妙な出会いから生まれる固い絆がせつない。昭和39年という年が日本にとってどれだけ重要なChangeの年だったのかを知りました。追うものと追われるものとの対比がきっちりと描かれていて、刑事落合の家族の誕生が絡み合うことにより、古きよいものから新しい感覚の時代への流れも感じられました。
読了日:01月07日 著者:奥田 英朗
2009年12月の読書メーター
2009年12月31日 読書読んだ本の数:15冊
読んだページ数:4403ページ
■再発 (小学館文庫)
狂犬病のワクチンは、毎年必要なものなんですね。生死にかかわるほど、強い感染力を持つ病気だと知らなかったので勉強になりました。主人公やその周りの登場人物の淡白さには思い入れを感じず、深刻なテーマながらもすすっーと最後まで読みとおしてしまいました。もう少し、人物描写が堀深く描かれていると違うのですが残念です。読了日:12月29日 著者:仙川 環
■傷痕
考えさせられる重いテーマの内容でした。死刑制度の賛否や、一家殺人事件の関係者が加害者の出所によって、一気に関わりを持ち始めるという偶然がなんともいえなかったです。物語の核となる加害者側の血を引く子供の知也と、被害者側の血を引く子供の桜井香子との心と心の絡み合いが少なすぎて、事件の深刻さが伝わってこなかったのが残念です。私は、小田島、西川、杉田というキャラが苦手です。チューさんと真理恵の関係も良い方向へ向かうといいなと思いますが複雑です。タイトルが深い意味を持つ物語でした。
読了日:12月27日 著者:矢口 敦子
■プリズン・トリック
登場人物が多いのは結構好きなんですが、時々誰の話なのかわからなくなるような感じで混乱しました。何度か、読み返したりして読み進めました。謎がわかっていく後半が興味深くて、ページをめくる手が早まりました。交通事故で亡くなった遺族感情がとても重く、伝わってきて考えさせられました。交通刑務所や、裁判、損保会社の交渉のことが詳しくわかりこの本で初めて学んだ事が多かったです。
読了日:12月25日 著者:遠藤 武文
■扉のむこうの物語 (名作の森)
自分で物語を作り始め、どんどん空想がふくらんでいく経験って誰しも子供の頃にあると思います。でもそれがまさか現実になり、物語の中へ自分が入り込んでいくなんて信じられない体験ですね。そして、結末は自分でもわからないなんて。相棒は、ママと千恵。二人のやりとりがとても生き生きとして楽しかったです。落ち込み椅子に座ると、自分の弱い部分が現れボヤキが始まるなんてドキドキします。挿絵も心弾かれるものばかりでした。
読了日:12月25日 著者:岡田 淳
■へなちょこ探検隊―屋久島へ行ってきました (幻冬舎文庫)
色使いがとても鮮やかな表紙にひかれました。屋久島へ行ったことがないのですが、詳しく書かれているので参考になりました。写真もたくさんあって楽しめました。
読了日:12月23日 著者:銀色 夏生
■殺人者
児童養護施設の仕組みや存在の重要性、そこで働く職員の心の動きと、学校との連携等、知らないことがいろいろわかり、その点で勉強になりました。読みこだえありました。
読了日:12月23日 著者:深谷忠記
■龍神の雨
全体的な物語の背景がずっとやまない雨の中というイメージに包まれているようでした。母を海でなくした兄弟の継母への切ない疑惑と、再婚したばかりの母をなくし血の繋がらない母の再婚相手の継父への反発を持った兄妹の暗い疑惑とが織り交ざって、どんどん不吉な展開に進んでいくようで不安な気持ちになりました。いろんな感情が思い込みによってどんどん決定的な事実に確定されてしまい、子供達が翻弄されいく様子がせつなかったです。
読了日:12月17日 著者:道尾 秀介
■悪党
加害者のその後の生活を調べる探偵稼業の主人公のやるせなさが伝わってきました。時間薬というものが効かないのが、犯罪被害者の遺族なんですね。「どうやったら赦されるのか。どうせ赦されるはずがないんだから、また元の悪に染まってしまおう」という加害者のご都合主義の考えに憤りを感じます。被害者遺族の喪失感を考えてしまいます。
読了日:12月17日 著者:薬丸 岳
■少女 (ハヤカワ・ミステリワールド)
少女たちの狭くて密度の濃い関係が伝わってきました。人生の通過点に過ぎないけれどその渦中の少女たちは、複雑な思考回路で過ぎていくんですよね。病院の闘病中の少年たちは一見溌剌としているんだけど、それは諦念から来る潔さで内面はやはりナイーブなものでした。少女達の男性とのやりとりは危うさを孕んでいるものの、リアルに感じられました。
読了日:12月15日 著者:湊 かなえ
■シャドウ (ミステリ・フロンティア)
伏線が張り巡らされていて、緊張感をもって読み進めました。しっかりとした主人公の小学生。環境でそうならざるを得なかったのかもしれません。せつない話です。内容がハードなのに、わりとさらっと流れていく感じが不思議です。多分、心理描写があっさりとしたものだったからかもしれません。
読了日:12月13日 著者:道尾 秀介
■乱反射
このストーリーに出てくる全ての人物がもつそれぞれの自己愛が、一人の人間の命が失われるという事故に繋がってしまったことに、なんだか無力感を感じました。ひとつの事実がたくさんの因果を生みバラバラの方向へ反射してしまい、却って物事がひとつに見えなくなってしまう絶望感を感じながら読み終えました。些細なことが思わぬ方向へ行ってしまうことがあるんだと・・・自律心という言葉を考えさせられました。
読了日:12月10日 著者:貫井 徳郎
■ぶつかり体験記 (角川文庫)
読了日:12月09日 著者:銀色 夏生
■トワイライト 上 (1) (ヴィレッジブックス F メ 1-1)
まだ映画を観てないんですが、原作を読んで面白いなぁと感じました。映画も観てみたいです。ベラがエドワードに急激に惹かれて行く様子と、エドワードがルールを破ってまでベラに夢中になっていく様子がとてもドキドキして読みました。続きが楽しみです。
読了日:12月05日 著者:ステファニー・メイヤー
■とける、とろける
再読と気付かずにまた読んでいました。ものすごく深みがある物語が多かったです。女が経験していくあらゆる感情が、日常的にそこかしこに潜んでいて納得しました。
読了日:12月01日 著者:唯川 恵
■切岸まで
夫の心変わりに苦しみ悩んだ瑤子の人生が哀しく、切なく、それでも諦めずにひたむきに立て直していく様子に心打たれながら読み進めました。若い頃の激情で結ばれた男と女が、せつな的な愛情をどう不変的な強い絆に変えていくかが一番難しいテーマなんですね。子供がいたとしても、鎹になるとは限らない。全ては自分の心のあり方、生きかたに尽きるのだと考えさせられました。やはり、女性も自分の腕一本で暮らしをたてていけるようにならないと心細いですね。
読了日:12月01日 著者:風森 さわ
読んだページ数:4403ページ
■再発 (小学館文庫)
狂犬病のワクチンは、毎年必要なものなんですね。生死にかかわるほど、強い感染力を持つ病気だと知らなかったので勉強になりました。主人公やその周りの登場人物の淡白さには思い入れを感じず、深刻なテーマながらもすすっーと最後まで読みとおしてしまいました。もう少し、人物描写が堀深く描かれていると違うのですが残念です。読了日:12月29日 著者:仙川 環
■傷痕
考えさせられる重いテーマの内容でした。死刑制度の賛否や、一家殺人事件の関係者が加害者の出所によって、一気に関わりを持ち始めるという偶然がなんともいえなかったです。物語の核となる加害者側の血を引く子供の知也と、被害者側の血を引く子供の桜井香子との心と心の絡み合いが少なすぎて、事件の深刻さが伝わってこなかったのが残念です。私は、小田島、西川、杉田というキャラが苦手です。チューさんと真理恵の関係も良い方向へ向かうといいなと思いますが複雑です。タイトルが深い意味を持つ物語でした。
読了日:12月27日 著者:矢口 敦子
■プリズン・トリック
登場人物が多いのは結構好きなんですが、時々誰の話なのかわからなくなるような感じで混乱しました。何度か、読み返したりして読み進めました。謎がわかっていく後半が興味深くて、ページをめくる手が早まりました。交通事故で亡くなった遺族感情がとても重く、伝わってきて考えさせられました。交通刑務所や、裁判、損保会社の交渉のことが詳しくわかりこの本で初めて学んだ事が多かったです。
読了日:12月25日 著者:遠藤 武文
■扉のむこうの物語 (名作の森)
自分で物語を作り始め、どんどん空想がふくらんでいく経験って誰しも子供の頃にあると思います。でもそれがまさか現実になり、物語の中へ自分が入り込んでいくなんて信じられない体験ですね。そして、結末は自分でもわからないなんて。相棒は、ママと千恵。二人のやりとりがとても生き生きとして楽しかったです。落ち込み椅子に座ると、自分の弱い部分が現れボヤキが始まるなんてドキドキします。挿絵も心弾かれるものばかりでした。
読了日:12月25日 著者:岡田 淳
■へなちょこ探検隊―屋久島へ行ってきました (幻冬舎文庫)
色使いがとても鮮やかな表紙にひかれました。屋久島へ行ったことがないのですが、詳しく書かれているので参考になりました。写真もたくさんあって楽しめました。
読了日:12月23日 著者:銀色 夏生
■殺人者
児童養護施設の仕組みや存在の重要性、そこで働く職員の心の動きと、学校との連携等、知らないことがいろいろわかり、その点で勉強になりました。読みこだえありました。
読了日:12月23日 著者:深谷忠記
■龍神の雨
全体的な物語の背景がずっとやまない雨の中というイメージに包まれているようでした。母を海でなくした兄弟の継母への切ない疑惑と、再婚したばかりの母をなくし血の繋がらない母の再婚相手の継父への反発を持った兄妹の暗い疑惑とが織り交ざって、どんどん不吉な展開に進んでいくようで不安な気持ちになりました。いろんな感情が思い込みによってどんどん決定的な事実に確定されてしまい、子供達が翻弄されいく様子がせつなかったです。
読了日:12月17日 著者:道尾 秀介
■悪党
加害者のその後の生活を調べる探偵稼業の主人公のやるせなさが伝わってきました。時間薬というものが効かないのが、犯罪被害者の遺族なんですね。「どうやったら赦されるのか。どうせ赦されるはずがないんだから、また元の悪に染まってしまおう」という加害者のご都合主義の考えに憤りを感じます。被害者遺族の喪失感を考えてしまいます。
読了日:12月17日 著者:薬丸 岳
■少女 (ハヤカワ・ミステリワールド)
少女たちの狭くて密度の濃い関係が伝わってきました。人生の通過点に過ぎないけれどその渦中の少女たちは、複雑な思考回路で過ぎていくんですよね。病院の闘病中の少年たちは一見溌剌としているんだけど、それは諦念から来る潔さで内面はやはりナイーブなものでした。少女達の男性とのやりとりは危うさを孕んでいるものの、リアルに感じられました。
読了日:12月15日 著者:湊 かなえ
■シャドウ (ミステリ・フロンティア)
伏線が張り巡らされていて、緊張感をもって読み進めました。しっかりとした主人公の小学生。環境でそうならざるを得なかったのかもしれません。せつない話です。内容がハードなのに、わりとさらっと流れていく感じが不思議です。多分、心理描写があっさりとしたものだったからかもしれません。
読了日:12月13日 著者:道尾 秀介
■乱反射
このストーリーに出てくる全ての人物がもつそれぞれの自己愛が、一人の人間の命が失われるという事故に繋がってしまったことに、なんだか無力感を感じました。ひとつの事実がたくさんの因果を生みバラバラの方向へ反射してしまい、却って物事がひとつに見えなくなってしまう絶望感を感じながら読み終えました。些細なことが思わぬ方向へ行ってしまうことがあるんだと・・・自律心という言葉を考えさせられました。
読了日:12月10日 著者:貫井 徳郎
■ぶつかり体験記 (角川文庫)
読了日:12月09日 著者:銀色 夏生
■トワイライト 上 (1) (ヴィレッジブックス F メ 1-1)
まだ映画を観てないんですが、原作を読んで面白いなぁと感じました。映画も観てみたいです。ベラがエドワードに急激に惹かれて行く様子と、エドワードがルールを破ってまでベラに夢中になっていく様子がとてもドキドキして読みました。続きが楽しみです。
読了日:12月05日 著者:ステファニー・メイヤー
■とける、とろける
再読と気付かずにまた読んでいました。ものすごく深みがある物語が多かったです。女が経験していくあらゆる感情が、日常的にそこかしこに潜んでいて納得しました。
読了日:12月01日 著者:唯川 恵
■切岸まで
夫の心変わりに苦しみ悩んだ瑤子の人生が哀しく、切なく、それでも諦めずにひたむきに立て直していく様子に心打たれながら読み進めました。若い頃の激情で結ばれた男と女が、せつな的な愛情をどう不変的な強い絆に変えていくかが一番難しいテーマなんですね。子供がいたとしても、鎹になるとは限らない。全ては自分の心のあり方、生きかたに尽きるのだと考えさせられました。やはり、女性も自分の腕一本で暮らしをたてていけるようにならないと心細いですね。
読了日:12月01日 著者:風森 さわ
2009年11月の読書メーター
2009年11月30日 読書2009年11月の読書メーター
読んだ本の数:20冊
読んだページ数:6372ページ
■ミッドナイトイーグル
読了日:11月29日 著者:高嶋 哲夫
■選ばなかった冒険―光の石の伝説 (偕成社ワンダーランド (17))
読了日:11月25日 著者:岡田 淳
■おさがしの本は
私も図書館大いに活用させていただいてます。なので、興味深く読みました。主人公の隆彦さんは、やはりレファレンス・カウンターだけで終わらない「役人」さんでした。それを知ったときこれまでの、言動が納得しました。後半の彼の行き先を知らなければただ単に上から目線の鼻つまみ者なんて思うだけでした。なるほど。なんにしろ、国民には「娯楽」が必要で、それを提供する行政側の思惑との差異に幅があるということを学ばせてもらいました。今後も図書館を大いに利用させて頂きます。
読了日:11月23日 著者:門井 慶喜
■てのひらのメモ
私は自分も子供を育てている立場から、種本千晶の息子さんが事件当夜、ひとりぽっちでお母さんの帰りを待ちながら苦しんだ末に死んでしまったことを重く受け止め、ショックを受けました。私は子供に対して過保護すぎるきらいがあるので、もし私なら、子供が発作が起きたその日はどこにも出かけず子供のそばを離れたりしないのにと考えました。
読了日:11月22日 著者:夏樹 静子
■てのひらのメモ
けれど、このお母さんはバリバリのキャリアウーマンでその日予定されていた会議は彼女がいなければ進まない、大切なものであり、またその時点では息子の様子は回復期を迎え得ると彼女のこれまでの経験に基づく認識のものであったことから、彼女はまずは責任を果たすために仕事に出かけたことを知りました。そのことから、自分とは立場が違う視点からこの事件を受け止めなければと考え直しました。だからといって、会議を終えた彼女の行動にはやはり疑問を感じざるを得ないもので、むしろ考えは彼女に対して批判的に傾きました。
読了日:11月22日 著者:夏樹 静子
■てのひらのメモ
そしてこの本を読み進めるうちに、いつしか自分も裁判員の一員となって事件を検証し、文中の裁判員や裁判官たちの一員になったかのような気がしだし、自分とは異なる意見に気付きもあり、同調も感じるようになりました。多様化する生活の上で様々な事情を抱える人たちが増える中で、起きる犯罪を公平な視点から裁く立場というのはとても難しいものだと思いました。「親切に聞き、抜け目なく答え、冷静に判断し、公平に裁判することなり。」という言葉は日常の中でも十分に息づくものだと思いました。
読了日:11月22日 著者:夏樹 静子
■配達あかずきん (ミステリ・フロンティア)
私は本屋さんより、図書館のほうが滞在する時間が長いのですがとても面白かったです。杏子さんも、多絵ちゃんも、ヒロちゃんも、生き生きと個性が生かされたキャラクターでどのエピソードも楽しみました。どんな職場でも、人間関係が良い方向へ働くとこんなに意義のある毎日になるんですね。素晴らしいです。
読了日:11月21日 著者:大崎 梢
■隣の家の少女 (扶桑社ミステリー)
思春期の男の子たちが何人もいる田舎に、瑞々しい印象の美少女が妹と共に親を失って預けられる。不幸な交通事故の末、両親を失って遠い親戚のルースの元へ。母子家庭で三人の兄弟がいる家に、いきなり同年代の女の子が一つ屋根の下で暮らし始めるという設定が、危険な雰囲気を予想させるものでした。案の定、男のたちは興味津々。でも、女の子を意識するあまり母親のルースの歪んだ縄張り意識に絡めとられ、女の子たちを排除するようになっていく。母親の気持ちと同化するように、女の子をモノ扱いし始めて虐待がエスカレートしていく様子が
読了日:11月17日 著者:ジャック ケッチャム
■隣の家の少女 (扶桑社ミステリー)
勢いがありすぎて、一日一日のスピードが加速するように女の子の環境が劣悪化していきます。とても尋常じゃない沙汰に吐き気がしました。唯一、遅まきながら隣の家に住んでいる男の子が勇気を出して立ち上がってくれたのが、ささやかな希望の光でしたが・・・。母親のルースの男性への恨みが、ひょんなことからあらわれた庇護すべき少女を憎しみの対象に転化していく様子が病的。近所づきあいを避けている社交的でないルース。反対に、自分の子やその友人の男の子たちに対しては対等な扱いをして慕われていたルース。
読了日:11月17日 著者:ジャック ケッチャム
■隣の家の少女 (扶桑社ミステリー)
きっと彼女は、母親としても女性としても潤いがなく、味気ない人生を噛み締めていたのじゃないかな。ルースにとって、信頼関係を築ける大人の知り合いがいれば良かったのに・・・。
読了日:11月16日 著者:ジャック ケッチャム
■楽園 下
敏子さんから語られる等くんが、思いやりの深い思慮深い男の子なのでとても惜しまれます。敏子さんは、これからも等くんの思い出をよすがにして前向きに生きていくんですね。なんだかせつないです。お兄さんと良い関係になれ、嬉しい再会もあり本当によかったと思います。滋子さんは、支えあう昭二さんという存在に助けられてきたのだなぁと思いました。誠子さんは、間接的にお姉さんの影響で好きな人と別れなければならなくなり、悲しいです。やはり離婚してしまうとよりを戻すのは(以前のふたりに戻るのは)易しくないのですね。
読了日:11月15日 著者:宮部 みゆき
■楽園〈上〉
模倣犯を読んだのがずっと以前で、記憶を手繰り寄せるのに苦労しました。が、前畑滋子の心理描写が丁寧に描かれていて一気に引き込まれていきました。等くんのお母さん敏子さんからの依頼で、サイコメトラーの話に展開していくのかなと思ったら、茜さんが被害者の殺人事件に繋がっていきそこから人間関係が複雑に展開していき、面白くなっていきました。
読了日:11月15日 著者:宮部 みゆき
■運命の人(二)
弓成の逮捕、拘置、裁判と怒涛の勢いで物語が展開し、いよいよ面白くなってきました。弓成と三木との不適切な関係が明らかになり、それに対して妻由里子に対する弓成の態度が腹立たしく感じました。三木とその夫とは別居に至ったわけですがその後の展開が楽しみです。国家権力というのは、やはり個人の力に圧倒的な圧力を与えるんですね。弓成の鼻っ柱が折れる様子に、国家権力の力を感じました。
読了日:11月11日 著者:山崎 豊子
■運命の人(一)
仕事を人生のテーマに据えて、プライドを持って業界を渡り歩く癖の強い弓成。そんなパワーのある男性に惹かれる女性も影響を蒙って普通に人生を歩いていけなくなってしまうのですね。まるで惑星のように。弓成の妻の由里子は、妻の鑑ともいうべき女性ですね。内助の功で夫を支えていく姿が素晴らしい。けれどせつない。由里子の父親とは正反対の夫になぜ惹かれてしまったんでしょうか。
読了日:11月11日 著者:山崎 豊子
■東の海神 西の滄海 十二国記 講談社X文庫―ホワイトハート
読了日:11月09日 著者:小野 不由美
■風の海 迷宮の岸(下) 十二国記 講談社X文庫―ホワイトハート
泰麒が、自分の仕える王に気が付いた瞬間がとても良かったです。驍宗の覇気が読んでるこちらまで伝わってきました。ちらっと出てきた延麒と延王のシーンが印象的でした。それぞれの王と麒麟との繋がりが興味深いです。
読了日:11月09日 著者:小野 不由美
■風の海 迷宮の岸〈上〉 十二国記 講談社X文庫―ホワイトハート
泰麒、本当に素直でやさしい子ですね。ちょっと気が弱い部分が麒麟としては心配ですが、今後王を見つけてから成長していくんじゃないかな?と期待してます。慶麒の不器用さはくすっと笑うシーンが多くて楽しめました。李斎も良い味を出しています。
読了日:11月06日 著者:小野 不由美,山田 章博
■二分間の冒険 (偕成社文庫)
娘が読み終わり、とても面白いと絶賛。私も読むことにした。謎の黒猫ダレカと出会い、願い事をひとつだけ叶えてくれるという問いに「時間」をもらった主人公の「二分間の冒険」。一気読みできる面白さでした。
読了日:11月03日 著者:岡田 淳
■武士道セブンティーン
読了日:11月02日 著者:誉田 哲也
■トライアングル
ドラマ観ました。原作のほうはエンディングが違うんですね。サチの母親があまりにも安易な理由でサチを捨てたのが納得いきませんでした(しかも路上に捨てるというのがヒドイ・・・||||(・・、))。花井先生が、教え子の事件がトラウマになって我が娘に対して不安のあまり過剰に心配性になる気持ちは理解できました。その後の子離れしていく過程も、理解ある夫に支えられて良い方向へ向かっていった点が良かった。それ以外のストーリーの流れはあっさりし過ぎて物足りない。もっとサチの心理描写を掘り下げて書いて欲しかった。
読了日:11月01日 著者:新津 きよみ
読んだ本の数:20冊
読んだページ数:6372ページ
■ミッドナイトイーグル
読了日:11月29日 著者:高嶋 哲夫
■選ばなかった冒険―光の石の伝説 (偕成社ワンダーランド (17))
読了日:11月25日 著者:岡田 淳
■おさがしの本は
私も図書館大いに活用させていただいてます。なので、興味深く読みました。主人公の隆彦さんは、やはりレファレンス・カウンターだけで終わらない「役人」さんでした。それを知ったときこれまでの、言動が納得しました。後半の彼の行き先を知らなければただ単に上から目線の鼻つまみ者なんて思うだけでした。なるほど。なんにしろ、国民には「娯楽」が必要で、それを提供する行政側の思惑との差異に幅があるということを学ばせてもらいました。今後も図書館を大いに利用させて頂きます。
読了日:11月23日 著者:門井 慶喜
■てのひらのメモ
私は自分も子供を育てている立場から、種本千晶の息子さんが事件当夜、ひとりぽっちでお母さんの帰りを待ちながら苦しんだ末に死んでしまったことを重く受け止め、ショックを受けました。私は子供に対して過保護すぎるきらいがあるので、もし私なら、子供が発作が起きたその日はどこにも出かけず子供のそばを離れたりしないのにと考えました。
読了日:11月22日 著者:夏樹 静子
■てのひらのメモ
けれど、このお母さんはバリバリのキャリアウーマンでその日予定されていた会議は彼女がいなければ進まない、大切なものであり、またその時点では息子の様子は回復期を迎え得ると彼女のこれまでの経験に基づく認識のものであったことから、彼女はまずは責任を果たすために仕事に出かけたことを知りました。そのことから、自分とは立場が違う視点からこの事件を受け止めなければと考え直しました。だからといって、会議を終えた彼女の行動にはやはり疑問を感じざるを得ないもので、むしろ考えは彼女に対して批判的に傾きました。
読了日:11月22日 著者:夏樹 静子
■てのひらのメモ
そしてこの本を読み進めるうちに、いつしか自分も裁判員の一員となって事件を検証し、文中の裁判員や裁判官たちの一員になったかのような気がしだし、自分とは異なる意見に気付きもあり、同調も感じるようになりました。多様化する生活の上で様々な事情を抱える人たちが増える中で、起きる犯罪を公平な視点から裁く立場というのはとても難しいものだと思いました。「親切に聞き、抜け目なく答え、冷静に判断し、公平に裁判することなり。」という言葉は日常の中でも十分に息づくものだと思いました。
読了日:11月22日 著者:夏樹 静子
■配達あかずきん (ミステリ・フロンティア)
私は本屋さんより、図書館のほうが滞在する時間が長いのですがとても面白かったです。杏子さんも、多絵ちゃんも、ヒロちゃんも、生き生きと個性が生かされたキャラクターでどのエピソードも楽しみました。どんな職場でも、人間関係が良い方向へ働くとこんなに意義のある毎日になるんですね。素晴らしいです。
読了日:11月21日 著者:大崎 梢
■隣の家の少女 (扶桑社ミステリー)
思春期の男の子たちが何人もいる田舎に、瑞々しい印象の美少女が妹と共に親を失って預けられる。不幸な交通事故の末、両親を失って遠い親戚のルースの元へ。母子家庭で三人の兄弟がいる家に、いきなり同年代の女の子が一つ屋根の下で暮らし始めるという設定が、危険な雰囲気を予想させるものでした。案の定、男のたちは興味津々。でも、女の子を意識するあまり母親のルースの歪んだ縄張り意識に絡めとられ、女の子たちを排除するようになっていく。母親の気持ちと同化するように、女の子をモノ扱いし始めて虐待がエスカレートしていく様子が
読了日:11月17日 著者:ジャック ケッチャム
■隣の家の少女 (扶桑社ミステリー)
勢いがありすぎて、一日一日のスピードが加速するように女の子の環境が劣悪化していきます。とても尋常じゃない沙汰に吐き気がしました。唯一、遅まきながら隣の家に住んでいる男の子が勇気を出して立ち上がってくれたのが、ささやかな希望の光でしたが・・・。母親のルースの男性への恨みが、ひょんなことからあらわれた庇護すべき少女を憎しみの対象に転化していく様子が病的。近所づきあいを避けている社交的でないルース。反対に、自分の子やその友人の男の子たちに対しては対等な扱いをして慕われていたルース。
読了日:11月17日 著者:ジャック ケッチャム
■隣の家の少女 (扶桑社ミステリー)
きっと彼女は、母親としても女性としても潤いがなく、味気ない人生を噛み締めていたのじゃないかな。ルースにとって、信頼関係を築ける大人の知り合いがいれば良かったのに・・・。
読了日:11月16日 著者:ジャック ケッチャム
■楽園 下
敏子さんから語られる等くんが、思いやりの深い思慮深い男の子なのでとても惜しまれます。敏子さんは、これからも等くんの思い出をよすがにして前向きに生きていくんですね。なんだかせつないです。お兄さんと良い関係になれ、嬉しい再会もあり本当によかったと思います。滋子さんは、支えあう昭二さんという存在に助けられてきたのだなぁと思いました。誠子さんは、間接的にお姉さんの影響で好きな人と別れなければならなくなり、悲しいです。やはり離婚してしまうとよりを戻すのは(以前のふたりに戻るのは)易しくないのですね。
読了日:11月15日 著者:宮部 みゆき
■楽園〈上〉
模倣犯を読んだのがずっと以前で、記憶を手繰り寄せるのに苦労しました。が、前畑滋子の心理描写が丁寧に描かれていて一気に引き込まれていきました。等くんのお母さん敏子さんからの依頼で、サイコメトラーの話に展開していくのかなと思ったら、茜さんが被害者の殺人事件に繋がっていきそこから人間関係が複雑に展開していき、面白くなっていきました。
読了日:11月15日 著者:宮部 みゆき
■運命の人(二)
弓成の逮捕、拘置、裁判と怒涛の勢いで物語が展開し、いよいよ面白くなってきました。弓成と三木との不適切な関係が明らかになり、それに対して妻由里子に対する弓成の態度が腹立たしく感じました。三木とその夫とは別居に至ったわけですがその後の展開が楽しみです。国家権力というのは、やはり個人の力に圧倒的な圧力を与えるんですね。弓成の鼻っ柱が折れる様子に、国家権力の力を感じました。
読了日:11月11日 著者:山崎 豊子
■運命の人(一)
仕事を人生のテーマに据えて、プライドを持って業界を渡り歩く癖の強い弓成。そんなパワーのある男性に惹かれる女性も影響を蒙って普通に人生を歩いていけなくなってしまうのですね。まるで惑星のように。弓成の妻の由里子は、妻の鑑ともいうべき女性ですね。内助の功で夫を支えていく姿が素晴らしい。けれどせつない。由里子の父親とは正反対の夫になぜ惹かれてしまったんでしょうか。
読了日:11月11日 著者:山崎 豊子
■東の海神 西の滄海 十二国記 講談社X文庫―ホワイトハート
読了日:11月09日 著者:小野 不由美
■風の海 迷宮の岸(下) 十二国記 講談社X文庫―ホワイトハート
泰麒が、自分の仕える王に気が付いた瞬間がとても良かったです。驍宗の覇気が読んでるこちらまで伝わってきました。ちらっと出てきた延麒と延王のシーンが印象的でした。それぞれの王と麒麟との繋がりが興味深いです。
読了日:11月09日 著者:小野 不由美
■風の海 迷宮の岸〈上〉 十二国記 講談社X文庫―ホワイトハート
泰麒、本当に素直でやさしい子ですね。ちょっと気が弱い部分が麒麟としては心配ですが、今後王を見つけてから成長していくんじゃないかな?と期待してます。慶麒の不器用さはくすっと笑うシーンが多くて楽しめました。李斎も良い味を出しています。
読了日:11月06日 著者:小野 不由美,山田 章博
■二分間の冒険 (偕成社文庫)
娘が読み終わり、とても面白いと絶賛。私も読むことにした。謎の黒猫ダレカと出会い、願い事をひとつだけ叶えてくれるという問いに「時間」をもらった主人公の「二分間の冒険」。一気読みできる面白さでした。
読了日:11月03日 著者:岡田 淳
■武士道セブンティーン
読了日:11月02日 著者:誉田 哲也
■トライアングル
ドラマ観ました。原作のほうはエンディングが違うんですね。サチの母親があまりにも安易な理由でサチを捨てたのが納得いきませんでした(しかも路上に捨てるというのがヒドイ・・・||||(・・、))。花井先生が、教え子の事件がトラウマになって我が娘に対して不安のあまり過剰に心配性になる気持ちは理解できました。その後の子離れしていく過程も、理解ある夫に支えられて良い方向へ向かっていった点が良かった。それ以外のストーリーの流れはあっさりし過ぎて物足りない。もっとサチの心理描写を掘り下げて書いて欲しかった。
読了日:11月01日 著者:新津 きよみ
2009年10月の読書メーター
2009年10月31日 読書読んだ本の数:14冊
読んだページ数:3695ページ
■アミダサマ
暗い雰囲気に包まれたストーリー。悠人と律子にはもっと幸せになって欲しかったが、人それぞれ幸せの価値観は違うか・・・浄監のお母さんは慈悲深くて、思いやりにあふれた人柄だと伝わってきた。そんな母に育てられたからこそ、浄監は道筋が通った人物になったと思う。だからこそ、母親とミハルとの関係はせつない。ミハルが千賀子に生まれた瞬間から温かい愛情を注がれて育てられていれば違った人生を送れたのに・・・出会いとタイミングの重要さをひしひしと感じさせられた。
読了日:10月31日 著者:沼田 まほかる
■今夜は心だけ抱いて
幼い頃に生き別れになった娘と母との関係が興味深くて、手に取った本。現実にはありえないことが二人の身に降りかかって、それぞれが周りの人たちとの関係の中で自分の人生を考えていく過程が面白い。偶然、知った離婚にまつわる両親の本当の理由を悟った辺りから、娘の母親への気持ちが変わってきたように思う。空港で娘の口元を読んだ母の心境が描かれた、最後のシーンがとてもせつなかった。
読了日:10月31日 著者:唯川 恵
■サバイバー・ミッション
東京震災後の日本が舞台になっていて、街の様子等が興味深いです。主人公の特別捜査官利津と、パートナーである人工知能AIのドクターキシモトとのやりとりが面白い。謎めいた連続殺人事件を追っていくうちに、核心に触れていくスピードがテンポ良く次第にぐいぐいと引き込まれていった。被害者たちがなぜ死ななければならなかったのかという理由が、あまり納得いくものではなかったけれど全体的に面白かったです。
読了日:10月28日 著者:小笠原 慧
■月の影 影の海〈下〉 十二国記 講談社X文庫―ホワイトハート
陽子が慶国の国王だということが判明し、国王になる決意をするまでの苦悩と葛藤がせつなかった。楽俊がとても良いキャラで、二人の会話が心温まります。陽子は胎果によって、倭では居場所が見つからなかったけれどこちらの世界で良い出逢いがあったと思います。麒麟のケイキも救出しいよいよこれからですね。
読了日:10月27日 著者:小野 不由美
■ドーン
すごく難しい内容で、読むのに時間がかかりました。でも、この作家の文章が好きなのでじっくりと読み通しました。ドーンの内部での出来事や、子供を亡くした後の妻との心のすれ違い、リリアンとの出会いと別れなど、全体を通して愛する事、許すこと・・・深く内省することを考えさせられました。
読了日:10月26日 著者:平野 啓一郎
■入らずの森
どんな人間にも潜むマイナスの感情。時には持て余し自分自身コントロール不能になることってあると思います。とても怖かったです。
読了日:10月19日 著者:宇佐美まこと
■武士道シックスティーン
最初のほうは、あんまり感じなかったけれど、後半にかけて香織のキャラにも慣れてきたせいか物語が面白く感じられてきた。早苗のキャラがのほほんとしていて、それでいて芯が強くて頑張りやなところが好感持てました。こんな友達が欲しい。
読了日:10月18日 著者:誉田 哲也
■月の影 影の海〈上〉十二国記 (講談社文庫)
中学生の頃に読んだ本の再読。とてもスリリングで面白い。陽子がいきなり日常から非現実の世界へ放り込まれて途方にくれる様子がせつなかった。なんとか闘いを潜り抜けて強くなって欲しい。下巻が楽しみ。
読了日:10月18日 著者:小野 不由美
■小説すばる 2008年 07月号 [雑誌]
読了日:10月14日 著者:
■アンチエイジング
ちょっとありえない感覚で共感できない。夫を振り向かせるための若返りを試みる妻の気持ちも、男としての機能を取り戻すために道を踏み外す夫の気持ちも両方とも極端すぎる。子供がかわいそうでたまらなかった。
読了日:10月14日 著者:新堂 冬樹
■祝山 (光文社文庫 か 36-5)
読了日:10月12日 著者:加門 七海
■小説すばる 2008年 06月号 [雑誌]
読了日:10月07日 著者:
■五月の独房にて
主人公の自分勝手な独白が妙にリアルで、周りの関係者たちの語りから客観視していく作業に少し疲れた。刑務所の同房の人が「殺人でもバラバラ殺人の犯人は怖い。あくまでも自分中心に世界が回っているから」といった感じの内容を言っていた箇所がゾクッときた。
読了日:10月05日 著者:岩井 志麻子
■バリ&モルジブ旅行記 (角川文庫)
読了日:10月02日 著者:銀色 夏生
2009年9月の読書メーター
2009年9月30日 読書読んだ本の数:17冊
読んだページ数:4383ページ
■淳之介の背中
淡々とした語り口で、吉行淳之介と暮らした年月を語り「あじさいの女」の元に去っていった彼の後姿を見送った夫人の寂しさが伝わってきました。思い出だけでこんなにも生きていけるものなんですね。。
読了日:09月28日 著者:吉行 文枝
■「暗室」のなかで―吉行淳之介と私が隠れた深い穴 (河出文庫)
女性の依存心がとても強く伝わってきました。彼に毎月生活費と家賃とお小遣いを渡されていましたが、彼が亡くなったあとの生活はどのように成り立っていったのか、彼女は部屋にこもりっきりで彼の性の相手をしていましたが、自活せざるを得なかったその後の生活が知りたいと感じました。
読了日:09月28日 著者:大塚 英子
■定本 岳物語
私は小学生の娘を育てていますが、椎名さんの息子と父親との小学校卒業までのふれあいを楽しく読ませていただきました。この小説がきっかけで、岳くんの思春期と重なり親子の溝が出来てしまったのは残念ですが、椎名さんのあとがきに書かれている通り、子供、少年、青年時代を経て、父親となった後で「岳物語」を自分の気持ちの中で昇華し、当時の父の気持ちを理解できるようになってくれるのではないかな?と期待しながら読み終えました。
読了日:09月27日 著者:椎名 誠
■感染列島 パンデミック・イブ
読了日:09月24日 著者:吉村 達也
■小説すばる 2008年 05月号 [雑誌]
読了日:09月21日 著者:
■うちの3姉妹6
読了日:09月21日 著者:松本 ぷりっつ
■「少年A」14歳の肖像 (新潮文庫)
読了日:09月21日 著者:高山 文彦
■風の中のマリア
人間が一切出てこない大スズメバチの生態を描いたストーリー。こういう話は初めてで興味深く読みました。偉大なる母が次々産み付ける妹たちを、せっせと育てていくワーカーたちの短い一生がせつなかったです。妹たちのために、死も厭わず果敢に狩りに出かけていく姿が印象的でした。たまたまワーカーに生まれついたマリア。たまたま女王蜂になるべく産まれていく妹たち。その違いとタイミングに運命を感じます。私は、虫がニガテなので肉団子シーンは意識しないようにして読みました(^^ゞそれでも、勉強になりました。
読了日:09月20日 著者:百田 尚樹
■淳之介さんのこと
読了日:09月17日 著者:宮城 まり子
■エリー(C)―茅ヶ崎の海が好き。
桑田圭佑さんのお姉さんの書いた自叙伝ということで興味を持って読み進めました。乳がんを克服し、再発してしまいましたが、病と闘いながら記した言葉が胸に迫ります。3章に分かれた本書は、著者の茅ヶ崎での子供時代(桑田さんとのエピソードもほほえましい)、2章は、アメリカでの夫婦生活、出産子育て。そして3章は帰国してから茅ヶ崎の海を守るための活動が記録されています。活動的で前向きな人柄が伝わってきました。
読了日:09月15日 著者:岩本 えり子
■鬼の跫音
読了日:09月14日 著者:道尾 秀介
■あなたと共に逝きましょう
団塊世代の老いと死がテーマ。初め、作者の体験か?というほどリアルな文章で、それくらい真に迫っていてぐいぐいと引き込まれていきました。とても勉強になりました。
読了日:09月12日 著者:村田 喜代子
■妻たちの欲望
読了日:09月11日 著者:夏樹 静子
■淳 それから
加害者男性が本退院して、今はどんな風に過ごしているのでしょう。もう誰にもわからないんですね。遺族の方たちが一番気にかかることなのに、何も知らされないまま加害者は好きな土地で暮らせる不条理にやるせなさを感じます。特異な性的サディズムが本当に治ったのかどうかもわからないのに、市井の中で何を思いどんな風に生きているのでしょうか。当時、少年だったからって人の生命を残虐に奪った挙句、残酷なやり方で晒したAは一生十字架を背負い続けなければ償う事はできないと感じました。
読了日:09月10日 著者:土師 守,本田 信一郎
■神戸小学生殺人事件―わたしはこう思う~455人の声
読了日:09月09日 著者:
■第3の人生の始まり つれづれノート(15) (角川文庫)
ずっと昔から愛読しています。銀色さんの人に対して、周りの物事に対する観察眼がいつも参考になり、常に真摯に文章に表現されているので、読み応えがあり私も真摯に受け止めています。人はそれぞれ違うものだから、共感する部分も当然あり、反発する部分もあります。私は、色々な視点や考え方に触れることが好きなので、これからも銀色さんの生き方を見守りたいです。カーカとさくくんの成長も楽しみです♪
読了日:09月08日 著者:銀色 夏生
■屋上ミサイル (このミス大賞受賞作)
読了日:09月01日 著者:山下貴光
読んだページ数:4383ページ
■淳之介の背中
淡々とした語り口で、吉行淳之介と暮らした年月を語り「あじさいの女」の元に去っていった彼の後姿を見送った夫人の寂しさが伝わってきました。思い出だけでこんなにも生きていけるものなんですね。。
読了日:09月28日 著者:吉行 文枝
■「暗室」のなかで―吉行淳之介と私が隠れた深い穴 (河出文庫)
女性の依存心がとても強く伝わってきました。彼に毎月生活費と家賃とお小遣いを渡されていましたが、彼が亡くなったあとの生活はどのように成り立っていったのか、彼女は部屋にこもりっきりで彼の性の相手をしていましたが、自活せざるを得なかったその後の生活が知りたいと感じました。
読了日:09月28日 著者:大塚 英子
■定本 岳物語
私は小学生の娘を育てていますが、椎名さんの息子と父親との小学校卒業までのふれあいを楽しく読ませていただきました。この小説がきっかけで、岳くんの思春期と重なり親子の溝が出来てしまったのは残念ですが、椎名さんのあとがきに書かれている通り、子供、少年、青年時代を経て、父親となった後で「岳物語」を自分の気持ちの中で昇華し、当時の父の気持ちを理解できるようになってくれるのではないかな?と期待しながら読み終えました。
読了日:09月27日 著者:椎名 誠
■感染列島 パンデミック・イブ
読了日:09月24日 著者:吉村 達也
■小説すばる 2008年 05月号 [雑誌]
読了日:09月21日 著者:
■うちの3姉妹6
読了日:09月21日 著者:松本 ぷりっつ
■「少年A」14歳の肖像 (新潮文庫)
読了日:09月21日 著者:高山 文彦
■風の中のマリア
人間が一切出てこない大スズメバチの生態を描いたストーリー。こういう話は初めてで興味深く読みました。偉大なる母が次々産み付ける妹たちを、せっせと育てていくワーカーたちの短い一生がせつなかったです。妹たちのために、死も厭わず果敢に狩りに出かけていく姿が印象的でした。たまたまワーカーに生まれついたマリア。たまたま女王蜂になるべく産まれていく妹たち。その違いとタイミングに運命を感じます。私は、虫がニガテなので肉団子シーンは意識しないようにして読みました(^^ゞそれでも、勉強になりました。
読了日:09月20日 著者:百田 尚樹
■淳之介さんのこと
読了日:09月17日 著者:宮城 まり子
■エリー(C)―茅ヶ崎の海が好き。
桑田圭佑さんのお姉さんの書いた自叙伝ということで興味を持って読み進めました。乳がんを克服し、再発してしまいましたが、病と闘いながら記した言葉が胸に迫ります。3章に分かれた本書は、著者の茅ヶ崎での子供時代(桑田さんとのエピソードもほほえましい)、2章は、アメリカでの夫婦生活、出産子育て。そして3章は帰国してから茅ヶ崎の海を守るための活動が記録されています。活動的で前向きな人柄が伝わってきました。
読了日:09月15日 著者:岩本 えり子
■鬼の跫音
読了日:09月14日 著者:道尾 秀介
■あなたと共に逝きましょう
団塊世代の老いと死がテーマ。初め、作者の体験か?というほどリアルな文章で、それくらい真に迫っていてぐいぐいと引き込まれていきました。とても勉強になりました。
読了日:09月12日 著者:村田 喜代子
■妻たちの欲望
読了日:09月11日 著者:夏樹 静子
■淳 それから
加害者男性が本退院して、今はどんな風に過ごしているのでしょう。もう誰にもわからないんですね。遺族の方たちが一番気にかかることなのに、何も知らされないまま加害者は好きな土地で暮らせる不条理にやるせなさを感じます。特異な性的サディズムが本当に治ったのかどうかもわからないのに、市井の中で何を思いどんな風に生きているのでしょうか。当時、少年だったからって人の生命を残虐に奪った挙句、残酷なやり方で晒したAは一生十字架を背負い続けなければ償う事はできないと感じました。
読了日:09月10日 著者:土師 守,本田 信一郎
■神戸小学生殺人事件―わたしはこう思う~455人の声
読了日:09月09日 著者:
■第3の人生の始まり つれづれノート(15) (角川文庫)
ずっと昔から愛読しています。銀色さんの人に対して、周りの物事に対する観察眼がいつも参考になり、常に真摯に文章に表現されているので、読み応えがあり私も真摯に受け止めています。人はそれぞれ違うものだから、共感する部分も当然あり、反発する部分もあります。私は、色々な視点や考え方に触れることが好きなので、これからも銀色さんの生き方を見守りたいです。カーカとさくくんの成長も楽しみです♪
読了日:09月08日 著者:銀色 夏生
■屋上ミサイル (このミス大賞受賞作)
読了日:09月01日 著者:山下貴光
2009年8月の読書メーター
2009年8月31日 読書2009年8月の読書メーター
読んだ本の数:15冊
読んだページ数:5295ページ
■戻り川心中 (光文社文庫)
藤の香,桔梗の宿,桐の柩,白蓮の寺,戻り川心中の5篇からなる花葬シリーズ。 どれもしっとりした叙情的な雰囲気に満ちたストーリーが連なっている。一番すきなのは、「戻り川心中」。恋愛と謎が織り込まれていて興味深く読み進められました。2人の女性と別々の時期に心中事件を起こした歌人岳葉の真実の愛とは、いったいどこにあったのでしょうか。
読了日:08月31日 著者:連城 三紀彦
■女の庭
「女の庭」と「嫁入り前」が収録されています。が、「嫁入り前」は途中で挫折。芥川賞候補作と知り驚きました。正直に言って私には難しいです。
読了日:08月29日 著者:鹿島田 真希
■テレビの中で光るもの
似顔絵が的を得ていて面白いです。テレビ番組も、自分で必要なものだけ取り入れるように観ると普段できない発見や考え方を見つけられるのが魅力ですね。
読了日:08月27日 著者:銀色 夏生
■ぼくと1ルピーの神様 (ランダムハウス講談社 ス 4-1)
ラム・ムハンマド・トーマスという一人の少年が、クイズ番組に出演し10億ルピーを賭けた問題に全問正解したことから起きる顛末。インドという国で貧しいスラム街のウェイターとして働く少年が、なぜ次々と問題に答えられたのか、そもそもクイズ番組に出ようと決心したのはなぜなのか。それらの理由を、彼自身が辿ってきた波乱万丈な人生の中からクイズの設問に絡めたエピソードを振り返ることで明らかになっていく。
エピソードの中には、インドが抱える様々な問題が顕れており政治腐敗、経済格差、人身売買、売春、宗教の対立・・・彼自身が関わった経験により生きた知識としてなり得た次第。最後まで興味深く読み進められました。美しいタージマハルを見てみたいです。
読了日:08月24日 著者:ヴィカス スワラップ
■似たもの言葉のウソ!ホント?
読了日:08月23日 著者:梅津 正樹
■プラ・バロック
独特の硬質な世界観にさまよいこんだ感覚で読み進めました。カタカナ表記の名前には、最後まで慣れませんでしたが、この雰囲気は割りと好きです。
読了日:08月22日 著者:結城充考
■ゆうとりあ
読了日:08月21日 著者:熊谷 達也
■永遠の咎
元銀座クラブホステスの綾乃の元に一通の手紙が届き、生活が一変してしまう。一人息子との苦しくても愛情のある暮らしが、夫を殺した加害者である轡田によって壊されてしまう。その圧倒的な破壊力に驚かされた。暴力的で思い込みが激しく、それでいて人の心にするりと入りむ巧妙な手管を持ち合わせていて、どんどん綾乃に近づいていく展開にドキドキハラハラさせられた。
読了日:08月18日 著者:永瀬 隼介
■左岸
右岸を読んだ後に左岸を読みました。茉莉は、芯が強くしなやかでどの方向へも動いていける柔らかさがあります。それは、自分の中にある幸せを外に見出すのではなく、常に自分の心の中におさめたり充たしていくことが出来る人。だから、とんでもない道で迷ったり行き場を見失う事がない。そういう確かな生き方ができるのだと思う。無茶なことをしても、ちゃんと自分を軸に生きていけるからどんなことがあっても、己の人生を他人のせいにしない。憧れます。
読了日:08月15日 著者:江國香織
■この胸に深々と突き刺さる矢を抜け 下 (3)
時々論文調になっている部分があって、読みにくいページもあったけれど、フィクションとノンフィクションが入り混じっているような感じで興味深い。後半が良かったと思う。女性に暴力を振るう男性はどの世界でも弱くちっぽけな存在だと思う。理屈っぽい男性もニガテだけど・・(^^ゞ
読了日:08月13日 著者:白石 一文
■この胸に深々と突き刺さる矢を抜け 上 (1)
読了日:08月10日 著者:白石 一文
■銀色夏生の視点
外に向けて活動している銀色さんの記録が面白かった。サイン会、行ってみたいなぁ。銀色さんのラジオ番組、もし実現したら聴いてみたいです。
読了日:08月08日 著者:銀色 夏生
■造花の蜜
とても長かったけれど、引き込まれるように読みました。蘭の犯した犯罪は、世の中を騒がしたけれど、自身については謎のままでした。その働き蜂である共犯者たちについてもわからなかった。
読了日:08月04日 著者:連城 三紀彦
■妻のきもち―結婚生活の“ここだけの話” (サンキュ!BOOKS powered byウィメンズパーク)
いろんな夫婦の形があるけれど、それぞれの妻の悩みがたくさん載っていて共感できることが多かった。やはり、自分が妻の立場だから?他にもアンケートが夫婦生活に即したもので興味深かった。
読了日:08月02日 著者:
読んだ本の数:15冊
読んだページ数:5295ページ
■戻り川心中 (光文社文庫)
藤の香,桔梗の宿,桐の柩,白蓮の寺,戻り川心中の5篇からなる花葬シリーズ。 どれもしっとりした叙情的な雰囲気に満ちたストーリーが連なっている。一番すきなのは、「戻り川心中」。恋愛と謎が織り込まれていて興味深く読み進められました。2人の女性と別々の時期に心中事件を起こした歌人岳葉の真実の愛とは、いったいどこにあったのでしょうか。
読了日:08月31日 著者:連城 三紀彦
■女の庭
「女の庭」と「嫁入り前」が収録されています。が、「嫁入り前」は途中で挫折。芥川賞候補作と知り驚きました。正直に言って私には難しいです。
読了日:08月29日 著者:鹿島田 真希
■テレビの中で光るもの
似顔絵が的を得ていて面白いです。テレビ番組も、自分で必要なものだけ取り入れるように観ると普段できない発見や考え方を見つけられるのが魅力ですね。
読了日:08月27日 著者:銀色 夏生
■ぼくと1ルピーの神様 (ランダムハウス講談社 ス 4-1)
ラム・ムハンマド・トーマスという一人の少年が、クイズ番組に出演し10億ルピーを賭けた問題に全問正解したことから起きる顛末。インドという国で貧しいスラム街のウェイターとして働く少年が、なぜ次々と問題に答えられたのか、そもそもクイズ番組に出ようと決心したのはなぜなのか。それらの理由を、彼自身が辿ってきた波乱万丈な人生の中からクイズの設問に絡めたエピソードを振り返ることで明らかになっていく。
エピソードの中には、インドが抱える様々な問題が顕れており政治腐敗、経済格差、人身売買、売春、宗教の対立・・・彼自身が関わった経験により生きた知識としてなり得た次第。最後まで興味深く読み進められました。美しいタージマハルを見てみたいです。
読了日:08月24日 著者:ヴィカス スワラップ
■似たもの言葉のウソ!ホント?
読了日:08月23日 著者:梅津 正樹
■プラ・バロック
独特の硬質な世界観にさまよいこんだ感覚で読み進めました。カタカナ表記の名前には、最後まで慣れませんでしたが、この雰囲気は割りと好きです。
読了日:08月22日 著者:結城充考
■ゆうとりあ
読了日:08月21日 著者:熊谷 達也
■永遠の咎
元銀座クラブホステスの綾乃の元に一通の手紙が届き、生活が一変してしまう。一人息子との苦しくても愛情のある暮らしが、夫を殺した加害者である轡田によって壊されてしまう。その圧倒的な破壊力に驚かされた。暴力的で思い込みが激しく、それでいて人の心にするりと入りむ巧妙な手管を持ち合わせていて、どんどん綾乃に近づいていく展開にドキドキハラハラさせられた。
読了日:08月18日 著者:永瀬 隼介
■左岸
右岸を読んだ後に左岸を読みました。茉莉は、芯が強くしなやかでどの方向へも動いていける柔らかさがあります。それは、自分の中にある幸せを外に見出すのではなく、常に自分の心の中におさめたり充たしていくことが出来る人。だから、とんでもない道で迷ったり行き場を見失う事がない。そういう確かな生き方ができるのだと思う。無茶なことをしても、ちゃんと自分を軸に生きていけるからどんなことがあっても、己の人生を他人のせいにしない。憧れます。
読了日:08月15日 著者:江國香織
■この胸に深々と突き刺さる矢を抜け 下 (3)
時々論文調になっている部分があって、読みにくいページもあったけれど、フィクションとノンフィクションが入り混じっているような感じで興味深い。後半が良かったと思う。女性に暴力を振るう男性はどの世界でも弱くちっぽけな存在だと思う。理屈っぽい男性もニガテだけど・・(^^ゞ
読了日:08月13日 著者:白石 一文
■この胸に深々と突き刺さる矢を抜け 上 (1)
読了日:08月10日 著者:白石 一文
■銀色夏生の視点
外に向けて活動している銀色さんの記録が面白かった。サイン会、行ってみたいなぁ。銀色さんのラジオ番組、もし実現したら聴いてみたいです。
読了日:08月08日 著者:銀色 夏生
■造花の蜜
とても長かったけれど、引き込まれるように読みました。蘭の犯した犯罪は、世の中を騒がしたけれど、自身については謎のままでした。その働き蜂である共犯者たちについてもわからなかった。
読了日:08月04日 著者:連城 三紀彦
■妻のきもち―結婚生活の“ここだけの話” (サンキュ!BOOKS powered byウィメンズパーク)
いろんな夫婦の形があるけれど、それぞれの妻の悩みがたくさん載っていて共感できることが多かった。やはり、自分が妻の立場だから?他にもアンケートが夫婦生活に即したもので興味深かった。
読了日:08月02日 著者:
2009年7月の読書メーター
2009年7月31日 読書2009年7月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:3345ページ
■ハリー・ポッターをばっちり読み解く7つの鍵
7つの鍵を丁寧に解きほぐしてくれたので、全巻読み終えた後のお楽しみが増しました。
読了日:07月31日 著者:小谷 真理
■何もかも憂鬱な夜に
「水」のイメージが多く表現されていた。主人公が刑務官で暗いテーマだったけれど、読後感はそれほど重くなかった気がする。
読了日:07月31日 著者:中村 文則
■汝の名 (中公文庫)
読みやすいのでぐいぐいと引き込まれていきました。女同士の心の動きが暗く現れていて興味深いです。「捨てられたくない」という焦りが原動力になっている久恵の感情がドロドロとしていて、この先どうなるんだろう?と読み進めましたが、あっという間にどんでん返しで拍子抜け。。もっと知恵を絞って頑張って欲しい。女同士の水面下の闘いを読んでみたいです。
読了日:07月28日 著者:明野 照葉
■女の絶望
読了日:07月28日 著者:伊藤比呂美
■警官の紋章
読了日:07月22日 著者:佐々木 譲
■子どもとの暮らしと会話 (角川文庫 き 9-65)
銀色さんとカーカとさくくんの宮崎での生活。カーカが小さい頃から本を通して読んでいたので、暮らしぶりがわかるのって嬉しいです。まるで遠くの親戚のような気分。つれづれのーとも再開したので、早速買ってきました。この先も読み続けます。
読了日:07月21日 著者:銀色 夏生
■お母さんという女
私が読んでいて、途中で家事をするため机に置いていたら、いつのまにか小学生の娘がページを開いてふふふとかぷぷっ(笑)と声を出してにんまりしていました。
読了日:07月19日 著者:益田ミリ
■悼む人
読み進めていく間に、さまざまな想いが交錯しました。その中で強く想ったのは母の愛でした。静人に間に合って欲しいと、巡子の願いに寄り添う自分を意識しました。
読了日:07月16日 著者:天童 荒太
■右岸
読了日:07月07日 著者:辻仁成
■二重証言
平凡で不満だらけの主婦が、焦燥感にかられ同窓会というきっかけで動き始めるが思わぬ殺人事件に巻き込まれてしまう。一連の流れから家庭のありかたや夫、息子に対しての接し方も変化していき、最終的には不満も収まり家庭に落ち着いていく。社会とつながりがない主婦の心の動きがよく描かれていると思った。
読了日:07月04日 著者:新津 きよみ
■彼女たちの事情 (光文社文庫)
読了日:07月02日 著者:新津 きよみ
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:3345ページ
■ハリー・ポッターをばっちり読み解く7つの鍵
7つの鍵を丁寧に解きほぐしてくれたので、全巻読み終えた後のお楽しみが増しました。
読了日:07月31日 著者:小谷 真理
■何もかも憂鬱な夜に
「水」のイメージが多く表現されていた。主人公が刑務官で暗いテーマだったけれど、読後感はそれほど重くなかった気がする。
読了日:07月31日 著者:中村 文則
■汝の名 (中公文庫)
読みやすいのでぐいぐいと引き込まれていきました。女同士の心の動きが暗く現れていて興味深いです。「捨てられたくない」という焦りが原動力になっている久恵の感情がドロドロとしていて、この先どうなるんだろう?と読み進めましたが、あっという間にどんでん返しで拍子抜け。。もっと知恵を絞って頑張って欲しい。女同士の水面下の闘いを読んでみたいです。
読了日:07月28日 著者:明野 照葉
■女の絶望
読了日:07月28日 著者:伊藤比呂美
■警官の紋章
読了日:07月22日 著者:佐々木 譲
■子どもとの暮らしと会話 (角川文庫 き 9-65)
銀色さんとカーカとさくくんの宮崎での生活。カーカが小さい頃から本を通して読んでいたので、暮らしぶりがわかるのって嬉しいです。まるで遠くの親戚のような気分。つれづれのーとも再開したので、早速買ってきました。この先も読み続けます。
読了日:07月21日 著者:銀色 夏生
■お母さんという女
私が読んでいて、途中で家事をするため机に置いていたら、いつのまにか小学生の娘がページを開いてふふふとかぷぷっ(笑)と声を出してにんまりしていました。
読了日:07月19日 著者:益田ミリ
■悼む人
読み進めていく間に、さまざまな想いが交錯しました。その中で強く想ったのは母の愛でした。静人に間に合って欲しいと、巡子の願いに寄り添う自分を意識しました。
読了日:07月16日 著者:天童 荒太
■右岸
読了日:07月07日 著者:辻仁成
■二重証言
平凡で不満だらけの主婦が、焦燥感にかられ同窓会というきっかけで動き始めるが思わぬ殺人事件に巻き込まれてしまう。一連の流れから家庭のありかたや夫、息子に対しての接し方も変化していき、最終的には不満も収まり家庭に落ち着いていく。社会とつながりがない主婦の心の動きがよく描かれていると思った。
読了日:07月04日 著者:新津 きよみ
■彼女たちの事情 (光文社文庫)
読了日:07月02日 著者:新津 きよみ
2009年6月の読書メーター
2009年6月30日 読書2009年6月の読書メーター
読んだ本の数:14冊
読んだページ数:4413ページ
■彼女たちの事情
読了日:06月30日 著者:新津 きよみ
■唇のあとに続くすべてのこと (光文社文庫)
読了日:06月26日 著者:永井 するみ
■青山娼館 (角川文庫 こ 3-7)
読了日:06月23日 著者:小池 真理子
■転生 (小学館文庫)
読了日:06月23日 著者:仙川 環
■流れ行く者―守り人短編集 (偕成社ワンダーランド 36) (偕成社ワンダーランド 36)
バルサとタンダの子供時代を知る事が出来て、楽しめました。バルサがジグロと地に足がつかない生活(追われる日々)を送っていた暮らしにも、しっかりと親子の絆が築かれていて温かい気持ちになりました。
読了日:06月19日 著者:上橋 菜穂子
■七つの海を照らす星
児童養護施設にまつわるストーリーがとってもハートフルで、読んでいて、どの子にも感情移入できました。それぞれのパートでひとつひとつ謎解きがあり、最後の章で全ての謎がわかるという展開でした。回文もとても興味深かったです。
読了日:06月15日 著者:七河 迦南
■黒百合
各時代のパートが入り混じっていて、初めはサラサラと読み進めて行きました。文章が適切で読みやすいです。謎もありましたが、単純に、六甲山での三人の恋模様が新鮮で好きです。
読了日:06月12日 著者:多島 斗志之
■女ともだち
これは謎が多くて、一読しただけじゃ「んんん?」て感じで、一番最初に戻って読み直しました。面白かったです。女ともだちにも、持って生まれた気質の組み合わせで関係性が変わるんですね。青春時代と、社会人になってからの友情への温度差は出てきますね。時間も暇も余裕もない・・・寂しい。
読了日:06月09日 著者:真梨 幸子
■深く深く、砂に埋めて
母である辰子の業と、娘である由利子の女の業を感じました。由利子の敬介への愛情は理解しにくいですが、由利子なりの精一杯の愛情なんでしょうか・・・哀しいです。
読了日:06月06日 著者:真梨 幸子
■見えない貌
読了日:06月05日 著者:夏樹 静子
■ジェネラル・ルージュの凱旋
「ナイチンゲールの沈黙」と時間を空けずに読むと面白さが倍増です。同時進行で異なるストーリーが楽しめるのでお得感あり(^-^)速水部長の素顔が垣間見れて親しみ感じました。看護師との密接な連携プレーがあってこそICU体制は成り立つんですね。現場の大変さが伝わってきました。
読了日:06月04日 著者:海堂 尊
■うちの3姉妹 5
フー、スー、チーのにぎやかで楽しい生活がとっても楽しくて、癒されます(^-^)
読了日:06月02日 著者:松本 ぷりっつ
■TOKYO BLACKOUT
上下段組の長編で読み応えたっぷりでした。「電気がいつでも使えて当たり前」という生活に慣れきってしまった人間。その快適さを作り出すためにはたくさんの技術と、たくさんの人の手間隙の上に成り立っているのだなぁと改めて考えさせられました。これから暑くなってくる季節の前に読んだので、これからそんな大停電の2日間がもしきたらどうしようと・・・もっと備蓄しなければと思いました。そして、エコ生活を目指したいです。
読了日:06月02日 著者:福田 和代
■中年前夜
中年に差し掛かった、それぞれ立場の違う三人の女性の焦りがヒリヒリ伝わってきた。このままでいいのか、もっと変われるのでは?何かに。何かという正体不明の焦りの原因を三人それぞれが手繰り寄せていく過程が、泥臭くてよかった。女の生きかたってさまざまでどれも違って同じではないということが、この年齢になると実感します。
読了日:06月01日 著者:甘糟 りり子
読んだ本の数:14冊
読んだページ数:4413ページ
■彼女たちの事情
読了日:06月30日 著者:新津 きよみ
■唇のあとに続くすべてのこと (光文社文庫)
読了日:06月26日 著者:永井 するみ
■青山娼館 (角川文庫 こ 3-7)
読了日:06月23日 著者:小池 真理子
■転生 (小学館文庫)
読了日:06月23日 著者:仙川 環
■流れ行く者―守り人短編集 (偕成社ワンダーランド 36) (偕成社ワンダーランド 36)
バルサとタンダの子供時代を知る事が出来て、楽しめました。バルサがジグロと地に足がつかない生活(追われる日々)を送っていた暮らしにも、しっかりと親子の絆が築かれていて温かい気持ちになりました。
読了日:06月19日 著者:上橋 菜穂子
■七つの海を照らす星
児童養護施設にまつわるストーリーがとってもハートフルで、読んでいて、どの子にも感情移入できました。それぞれのパートでひとつひとつ謎解きがあり、最後の章で全ての謎がわかるという展開でした。回文もとても興味深かったです。
読了日:06月15日 著者:七河 迦南
■黒百合
各時代のパートが入り混じっていて、初めはサラサラと読み進めて行きました。文章が適切で読みやすいです。謎もありましたが、単純に、六甲山での三人の恋模様が新鮮で好きです。
読了日:06月12日 著者:多島 斗志之
■女ともだち
これは謎が多くて、一読しただけじゃ「んんん?」て感じで、一番最初に戻って読み直しました。面白かったです。女ともだちにも、持って生まれた気質の組み合わせで関係性が変わるんですね。青春時代と、社会人になってからの友情への温度差は出てきますね。時間も暇も余裕もない・・・寂しい。
読了日:06月09日 著者:真梨 幸子
■深く深く、砂に埋めて
母である辰子の業と、娘である由利子の女の業を感じました。由利子の敬介への愛情は理解しにくいですが、由利子なりの精一杯の愛情なんでしょうか・・・哀しいです。
読了日:06月06日 著者:真梨 幸子
■見えない貌
読了日:06月05日 著者:夏樹 静子
■ジェネラル・ルージュの凱旋
「ナイチンゲールの沈黙」と時間を空けずに読むと面白さが倍増です。同時進行で異なるストーリーが楽しめるのでお得感あり(^-^)速水部長の素顔が垣間見れて親しみ感じました。看護師との密接な連携プレーがあってこそICU体制は成り立つんですね。現場の大変さが伝わってきました。
読了日:06月04日 著者:海堂 尊
■うちの3姉妹 5
フー、スー、チーのにぎやかで楽しい生活がとっても楽しくて、癒されます(^-^)
読了日:06月02日 著者:松本 ぷりっつ
■TOKYO BLACKOUT
上下段組の長編で読み応えたっぷりでした。「電気がいつでも使えて当たり前」という生活に慣れきってしまった人間。その快適さを作り出すためにはたくさんの技術と、たくさんの人の手間隙の上に成り立っているのだなぁと改めて考えさせられました。これから暑くなってくる季節の前に読んだので、これからそんな大停電の2日間がもしきたらどうしようと・・・もっと備蓄しなければと思いました。そして、エコ生活を目指したいです。
読了日:06月02日 著者:福田 和代
■中年前夜
中年に差し掛かった、それぞれ立場の違う三人の女性の焦りがヒリヒリ伝わってきた。このままでいいのか、もっと変われるのでは?何かに。何かという正体不明の焦りの原因を三人それぞれが手繰り寄せていく過程が、泥臭くてよかった。女の生きかたってさまざまでどれも違って同じではないということが、この年齢になると実感します。
読了日:06月01日 著者:甘糟 りり子
2009年5月の読書メーター
2009年5月31日 読書2009年5月の読書メーター
読んだ本の数:16冊
読んだページ数:4695ページ
読みたい本の数:4冊
▼読んだ本
■カプセル―新潟少女監禁事件 密室の3364日
読了日:05月31日 著者:松田 美智子
■アジアンタムブルー (角川文庫)
もっと主人公と葉子とのありふれた日常の連続を描いて欲しい。諍いだったり感情の衝突だったり、ありふれた恋人が送るような日常を知ってからのほうが感情移入しやすい。きれいすぎて透明すぎて、読み流してしまった。
読了日:05月28日 著者:大崎 善生
■完全恋愛
読了日:05月27日 著者:牧 薩次
■永遠の0 (ゼロ)
訊いた事があるという程度の零戦のことや特攻隊のことなど、詳しく描かれていてグイグイと引き込まれました。同じ日本という国に生まれ育ったというのに時代の相違でこんなにも生活環境や心の持ち方の違いが生まれるのだと驚きました。忘れてはならない時代だと思い、読後もその時代に関する著等を調べて読んでます。
読了日:05月25日 著者:百田 尚樹
■スーホの白い馬―モンゴル民話 (日本傑作絵本シリーズ)
子供の教科書に載っていて興味を持ちました。子供と一緒に音読。含蓄のある良い物語でした。ばとうきんという楽器の音色を聞いてみたいです。
読了日:05月23日 著者:大塚 勇三
■チャイルド44 下巻 (新潮文庫)
レオの執拗な捜査により、真犯人を追い詰めていきます。レオの両親や実弟、レオの過去が明らかになっていきます。その描写にグイグイとひきつけられました。
読了日:05月23日 著者:トム・ロブ スミス
■チャイルド44 上巻 (新潮文庫)
スターリン独裁政権下の国民の抑圧された生活というのが、まざまざと描かれています。レオの国家への一途な忠誠心が、妻ライーサの存在によって気付かされた愛の重み、両親に対する愛情によって、国家への自分自身への信頼心が変化していく過程が顕かになっていきます。当時の国家の体制には虚栄を感じさせられました。
読了日:05月23日 著者:トム・ロブ スミス
■殺人鬼フジコの衝動
フジコの子供時代、小学五年生の描写ですが現実離れしているような気がして引っかかりました。後は、全体的に救いようのない衝動に突き動かされ止らなくなった(借金地獄のようなイメージを受けました)自分という人格を持たない二人の女性の生き様を興味深く読み進められました。
読了日:05月19日 著者:真梨 幸子
■消された一家―北九州・連続監禁殺人事件
読了日:05月16日 著者:豊田 正義
■しずく
読了日:05月15日 著者:西 加奈子
■生死不明
初めてこの著者の作品を読みました。他の作品も読みたいと思います。突然行方不明になってしまった夫を待ち続ける新妻。そのうち、生活に追われ自分なりの生活基盤を築き上げていく。新たな出会いもあり、だんだん夫の「あいまいな死」を望むようになる。三年待っても生死不明の場合離婚が認められるという法律を頼りに、その日が近づくにつれ周囲に夫へ繋がる不気味な出来事が起こり始める。心の揺れがとてもよく表れていて一気に読んでしまいました。面白かったです。
読了日:05月14日 著者:新津 きよみ
■魚神
幻想的な物語。伝説の白亜がたどり着いた、雨極という場所に行ってみたいと思いました。
読了日:05月13日 著者:千早 茜
■砂漠の薔薇
幼少期から共に過ごした光のように輝く存在の親友。その影のような存在になってきた自分自身。どんなに頑張っても親友のそばにいる限り、自分は影のまま。もがき苦しんでも抜けられない閉塞感の末に救いのない顛末にたどり着いてしまう。タイプの違う性格の人間がくっつくことって、なかなかないんですよね。もっと早くに自分の世界に気が付いて、場違いな場所から抜け出すための努力をすればよかったのに・・・と傍から見ると思うのですが、渦中にいる人には見えないことって多々あります。だからこそ悲劇が起こるのですね。「気付き」は重要です。
読了日:05月11日 著者:新堂 冬樹
■人はいつから「殺人者」になるのか (青春新書INTELLIGENCE)
「福田和子」「高橋裕子」「小林薫」「林真須美」等、関心の高い事件のことが、かいつまんで書かれています。
読了日:05月09日 著者:佐木 隆三
■ファミリーポートレイト
マコとコマコの生活の瞬間を切り取ったポートレイト。何枚か撮った中で残ったたった一枚を大切にするコマコの想いが伝わってきました。幸せに感じるその瞬間をいつまでも忘れず、また失ってしまうからこそ強い輝きとなって心に残るのでしょうね。誰の心にもあるポートレイト。
読了日:05月08日 著者:桜庭 一樹
■感染 (小学館文庫)
異種臓器移植をテーマとして、人間関係が絡んでます。以前も読んだ事を忘れて、また再読しました。読みやすくて全体的にサクサクとした薄さで軽く読めました。
読了日:05月01日 著者:仙川 環
読んだ本の数:16冊
読んだページ数:4695ページ
読みたい本の数:4冊
▼読んだ本
■カプセル―新潟少女監禁事件 密室の3364日
読了日:05月31日 著者:松田 美智子
■アジアンタムブルー (角川文庫)
もっと主人公と葉子とのありふれた日常の連続を描いて欲しい。諍いだったり感情の衝突だったり、ありふれた恋人が送るような日常を知ってからのほうが感情移入しやすい。きれいすぎて透明すぎて、読み流してしまった。
読了日:05月28日 著者:大崎 善生
■完全恋愛
読了日:05月27日 著者:牧 薩次
■永遠の0 (ゼロ)
訊いた事があるという程度の零戦のことや特攻隊のことなど、詳しく描かれていてグイグイと引き込まれました。同じ日本という国に生まれ育ったというのに時代の相違でこんなにも生活環境や心の持ち方の違いが生まれるのだと驚きました。忘れてはならない時代だと思い、読後もその時代に関する著等を調べて読んでます。
読了日:05月25日 著者:百田 尚樹
■スーホの白い馬―モンゴル民話 (日本傑作絵本シリーズ)
子供の教科書に載っていて興味を持ちました。子供と一緒に音読。含蓄のある良い物語でした。ばとうきんという楽器の音色を聞いてみたいです。
読了日:05月23日 著者:大塚 勇三
■チャイルド44 下巻 (新潮文庫)
レオの執拗な捜査により、真犯人を追い詰めていきます。レオの両親や実弟、レオの過去が明らかになっていきます。その描写にグイグイとひきつけられました。
読了日:05月23日 著者:トム・ロブ スミス
■チャイルド44 上巻 (新潮文庫)
スターリン独裁政権下の国民の抑圧された生活というのが、まざまざと描かれています。レオの国家への一途な忠誠心が、妻ライーサの存在によって気付かされた愛の重み、両親に対する愛情によって、国家への自分自身への信頼心が変化していく過程が顕かになっていきます。当時の国家の体制には虚栄を感じさせられました。
読了日:05月23日 著者:トム・ロブ スミス
■殺人鬼フジコの衝動
フジコの子供時代、小学五年生の描写ですが現実離れしているような気がして引っかかりました。後は、全体的に救いようのない衝動に突き動かされ止らなくなった(借金地獄のようなイメージを受けました)自分という人格を持たない二人の女性の生き様を興味深く読み進められました。
読了日:05月19日 著者:真梨 幸子
■消された一家―北九州・連続監禁殺人事件
読了日:05月16日 著者:豊田 正義
■しずく
読了日:05月15日 著者:西 加奈子
■生死不明
初めてこの著者の作品を読みました。他の作品も読みたいと思います。突然行方不明になってしまった夫を待ち続ける新妻。そのうち、生活に追われ自分なりの生活基盤を築き上げていく。新たな出会いもあり、だんだん夫の「あいまいな死」を望むようになる。三年待っても生死不明の場合離婚が認められるという法律を頼りに、その日が近づくにつれ周囲に夫へ繋がる不気味な出来事が起こり始める。心の揺れがとてもよく表れていて一気に読んでしまいました。面白かったです。
読了日:05月14日 著者:新津 きよみ
■魚神
幻想的な物語。伝説の白亜がたどり着いた、雨極という場所に行ってみたいと思いました。
読了日:05月13日 著者:千早 茜
■砂漠の薔薇
幼少期から共に過ごした光のように輝く存在の親友。その影のような存在になってきた自分自身。どんなに頑張っても親友のそばにいる限り、自分は影のまま。もがき苦しんでも抜けられない閉塞感の末に救いのない顛末にたどり着いてしまう。タイプの違う性格の人間がくっつくことって、なかなかないんですよね。もっと早くに自分の世界に気が付いて、場違いな場所から抜け出すための努力をすればよかったのに・・・と傍から見ると思うのですが、渦中にいる人には見えないことって多々あります。だからこそ悲劇が起こるのですね。「気付き」は重要です。
読了日:05月11日 著者:新堂 冬樹
■人はいつから「殺人者」になるのか (青春新書INTELLIGENCE)
「福田和子」「高橋裕子」「小林薫」「林真須美」等、関心の高い事件のことが、かいつまんで書かれています。
読了日:05月09日 著者:佐木 隆三
■ファミリーポートレイト
マコとコマコの生活の瞬間を切り取ったポートレイト。何枚か撮った中で残ったたった一枚を大切にするコマコの想いが伝わってきました。幸せに感じるその瞬間をいつまでも忘れず、また失ってしまうからこそ強い輝きとなって心に残るのでしょうね。誰の心にもあるポートレイト。
読了日:05月08日 著者:桜庭 一樹
■感染 (小学館文庫)
異種臓器移植をテーマとして、人間関係が絡んでます。以前も読んだ事を忘れて、また再読しました。読みやすくて全体的にサクサクとした薄さで軽く読めました。
読了日:05月01日 著者:仙川 環
2009年4月の読書メーター
2009年4月30日 読書2009年4月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2179ページ
■犯罪小説家
ネット心中に絡んだミステリで、興味を持って読み進めていたら、どんどん謎が深くなっていき次を知りたくてたまらなくなりました。全体的に陰の雰囲気が漂っていて、最後の方になると不気味な感覚になりました。面白かったです。
読了日:04月26日 著者:雫井 脩介
■高瀬川
最後に収録された「氷塊」が変わった感じでよかったです。上下に別々の二人の心情が描かれていて、同時進行で流れていき、最後に行き着いた場所で起こった出来事が意味深でした。
読了日:04月24日 著者:平野 啓一郎
■スリーピング・ドール
ライムシリーズは前作の「ウォッチメーカー」から読みました。今作も長編で読み進めるのが大変でした。ダンス捜査官と子供たち、ときめく相手との微妙なバランスが丁寧に描かれていました。相手や自分自身をコントロールする術を知っているペルの心情も隙間なく描かれていて、人は常に感情的な生き物だと感じました。
読了日:04月23日 著者:ジェフリー ディーヴァー
■音羽「お受験」殺人
子供を持つ母親として関心がありました。子をもつと個人的に付き合える友達ではなく、子供つながりで知り合いが増えていくので、距離感を上手につかむことが一番重要なんだと日ごろ実感しています。そういう視点から参考になりました。
読了日:04月19日 著者:歌代 幸子
■魔女の息子
読了日:04月16日 著者:伏見 憲明
■一瞬の風になれ(全3巻セット)
読んでいてドキドキ、ワクワクの物語は初めてです。爽やかで、すかっと気分が前向きになれました。どの登場人物もそれぞれ個性があって、長所も短所も丁寧に描かれていて読んでいて楽しかったです。一緒に走っているかのような感覚になりました。ドラマ化されたそうですが見逃してしまいました。すごく残念。映画化されないかな?映像で観て見たいです。
読了日:04月14日 著者:佐藤 多佳子
■傍聞き
読了日:04月10日 著者:長岡 弘樹
■欲しいのは、あなただけ
「自己満足」の愛情は、自分や相手や周りについて不幸のオンパレードでしか成り立たないのでしょう。主人公のエキセントリックな性格が、未熟さをよく表していると感じました。
読了日:04月04日 著者:小手鞠 るい
■女神記 (新・世界の神話)
男神イザナキが「宇為子」の助けで、人間に生まれ変わり改心したのに比して、女神イザナミは最後まで変わらず遂に真の女神に至るという部分が、男と女の違いを考えさせられました。ナミマの不幸も女の性ならでは導かれた運命。
読了日:04月01日 著者:桐野 夏生
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2179ページ
■犯罪小説家
ネット心中に絡んだミステリで、興味を持って読み進めていたら、どんどん謎が深くなっていき次を知りたくてたまらなくなりました。全体的に陰の雰囲気が漂っていて、最後の方になると不気味な感覚になりました。面白かったです。
読了日:04月26日 著者:雫井 脩介
■高瀬川
最後に収録された「氷塊」が変わった感じでよかったです。上下に別々の二人の心情が描かれていて、同時進行で流れていき、最後に行き着いた場所で起こった出来事が意味深でした。
読了日:04月24日 著者:平野 啓一郎
■スリーピング・ドール
ライムシリーズは前作の「ウォッチメーカー」から読みました。今作も長編で読み進めるのが大変でした。ダンス捜査官と子供たち、ときめく相手との微妙なバランスが丁寧に描かれていました。相手や自分自身をコントロールする術を知っているペルの心情も隙間なく描かれていて、人は常に感情的な生き物だと感じました。
読了日:04月23日 著者:ジェフリー ディーヴァー
■音羽「お受験」殺人
子供を持つ母親として関心がありました。子をもつと個人的に付き合える友達ではなく、子供つながりで知り合いが増えていくので、距離感を上手につかむことが一番重要なんだと日ごろ実感しています。そういう視点から参考になりました。
読了日:04月19日 著者:歌代 幸子
■魔女の息子
読了日:04月16日 著者:伏見 憲明
■一瞬の風になれ(全3巻セット)
読んでいてドキドキ、ワクワクの物語は初めてです。爽やかで、すかっと気分が前向きになれました。どの登場人物もそれぞれ個性があって、長所も短所も丁寧に描かれていて読んでいて楽しかったです。一緒に走っているかのような感覚になりました。ドラマ化されたそうですが見逃してしまいました。すごく残念。映画化されないかな?映像で観て見たいです。
読了日:04月14日 著者:佐藤 多佳子
■傍聞き
読了日:04月10日 著者:長岡 弘樹
■欲しいのは、あなただけ
「自己満足」の愛情は、自分や相手や周りについて不幸のオンパレードでしか成り立たないのでしょう。主人公のエキセントリックな性格が、未熟さをよく表していると感じました。
読了日:04月04日 著者:小手鞠 るい
■女神記 (新・世界の神話)
男神イザナキが「宇為子」の助けで、人間に生まれ変わり改心したのに比して、女神イザナミは最後まで変わらず遂に真の女神に至るという部分が、男と女の違いを考えさせられました。ナミマの不幸も女の性ならでは導かれた運命。
読了日:04月01日 著者:桐野 夏生
2009年3月の読書メーター
2009年3月31日 読書2009年3月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2764ページ
■光
人が育つ環境が、その人の人生観の礎となるんだなぁと考えさせられました。
読了日:03月31日 著者:三浦 しをん
■まず石を投げよ
読了日:03月30日 著者:久坂部 羊
■シズコさん
「金で母を捨てた」という言葉がリフレインした内容だった。
読了日:03月20日 著者:佐野 洋子
■チェーン・ポイズン
読了日:03月17日 著者:本多 孝好
■死刑基準
始めから終わりまでページを捲る手が止まらなかった。特に最後のほうはどうなるのかと・・・ただ、女性達の複雑な心理描写があっさりと描かれていたので物足りなく感じた。長くなっても、細かく描かれていれば感情移入できたと思う。
読了日:03月14日 著者:加茂 隆康
■元職員
読了日:03月10日 著者:吉田 修一
■性犯罪被害にあうということ
読了日:03月09日 著者:小林 美佳
■望みは何と訊かれたら
主人公の女性の厭らしさが突出していて嫌悪感を感じながら読み進めました。絶対友人になりたくないタイプです。全体の物語、特に吾郎との半年間がとてもリアルに心理描写で興味深かったです。
読了日:03月08日 著者:小池 真理子
■あなたの余命教えます
自分の余命を知る事が出来たとしたら・・・考えるだけでドキドキします。私は、知りたくないなぁ。
読了日:03月01日 著者:幸田 真音
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2764ページ
■光
人が育つ環境が、その人の人生観の礎となるんだなぁと考えさせられました。
読了日:03月31日 著者:三浦 しをん
■まず石を投げよ
読了日:03月30日 著者:久坂部 羊
■シズコさん
「金で母を捨てた」という言葉がリフレインした内容だった。
読了日:03月20日 著者:佐野 洋子
■チェーン・ポイズン
読了日:03月17日 著者:本多 孝好
■死刑基準
始めから終わりまでページを捲る手が止まらなかった。特に最後のほうはどうなるのかと・・・ただ、女性達の複雑な心理描写があっさりと描かれていたので物足りなく感じた。長くなっても、細かく描かれていれば感情移入できたと思う。
読了日:03月14日 著者:加茂 隆康
■元職員
読了日:03月10日 著者:吉田 修一
■性犯罪被害にあうということ
読了日:03月09日 著者:小林 美佳
■望みは何と訊かれたら
主人公の女性の厭らしさが突出していて嫌悪感を感じながら読み進めました。絶対友人になりたくないタイプです。全体の物語、特に吾郎との半年間がとてもリアルに心理描写で興味深かったです。
読了日:03月08日 著者:小池 真理子
■あなたの余命教えます
自分の余命を知る事が出来たとしたら・・・考えるだけでドキドキします。私は、知りたくないなぁ。
読了日:03月01日 著者:幸田 真音
今読んでる本は、「ダレン・シャン」シリーズ。
黄昏のハンター。一番先に、このシリーズを読み始めたのに
ハリー・ポッターにはまってからずっと後回しになってた。
でも、再読するととても面白くてはまってる。
テーマは「友情と勇気」。
そして、先日図書館で見つけて読み始めたのが同じ作者の
新シリーズ「ロード・ロス」。
こちらは怖い。でも、面白い!!早く続きが読みたくてウズウズ。
こちらも、テーマが「友情と勇気」なんだけどダレン少年が
自分の人生を自分で選んだことに対して、ロード・ロスの
主人公はいきなり人生が変わってしまった。
理不尽な人生を、どう生きていくかというのが考えさせられる。
これからが楽しみ♪
5月にはハリー・ポッターの新刊が出るしね。こちらは予約
してしまったよ。普段は図書館で借りるんだけど。
去年も予約して買った。読み終わったらオークションで売った。
本をオークションで売るなんて、初めてだった。
それだけ人気なんだね。
黄昏のハンター。一番先に、このシリーズを読み始めたのに
ハリー・ポッターにはまってからずっと後回しになってた。
でも、再読するととても面白くてはまってる。
テーマは「友情と勇気」。
そして、先日図書館で見つけて読み始めたのが同じ作者の
新シリーズ「ロード・ロス」。
こちらは怖い。でも、面白い!!早く続きが読みたくてウズウズ。
こちらも、テーマが「友情と勇気」なんだけどダレン少年が
自分の人生を自分で選んだことに対して、ロード・ロスの
主人公はいきなり人生が変わってしまった。
理不尽な人生を、どう生きていくかというのが考えさせられる。
これからが楽しみ♪
5月にはハリー・ポッターの新刊が出るしね。こちらは予約
してしまったよ。普段は図書館で借りるんだけど。
去年も予約して買った。読み終わったらオークションで売った。
本をオークションで売るなんて、初めてだった。
それだけ人気なんだね。
図書室へ。予約していた桐野夏生の「ダーク」が届いて
嬉しい〜。他にも、ネットでチェックしていた本が
何冊か借りられて幸せな気持ちに浸る。
荻原浩著「明日の記憶」、奥田英朗著「空中ブランコ」
白岩玄著「野ブタ。プロデュース」、羽田圭介著「黒冷水」
宮部みゆき著「誰か」
この図書室は、宝庫なんです。
初めて行ったときから、私のオアシスです。
毎回、宝探しにいくようなワクワクした気持ちで行きます。
本の虫の私にとって、心が癒される場所。
彼は、「こんなことで幸せになるなんて、いいねー」
と言ってる。えへへへ。
私から本は手放せません。どこに行くにも、何をしてても
片手に本を持ち歩いてるからね。
小学生の頃から、ずっと続いてる習慣です。
今、彼に勧めてる本はダニエル・キース著「アルジャーノンに
花束を」です。今年中に読み終える予定だそうで。
私が初めて感動して泣いた本なんです。
どんなふうに感じるのか、興味津々。
彼は、数ページずつ読んでる。
私も、一気に読むことも多いけど、割とこまごまと読んだり
することもある。でも、どちらもページをめくれば
すぐにその世界に没頭できるので楽しい。
文字を読むというよりも、文字→イメージ(頭の中)という
変換で楽しんでる。なので、年間の読了本は半端じゃない。
少なくなってはいるけどね。
死ぬまでに、何冊の本が読めるかな〜。
それを考えると寂しい。できる限り、たくさん読みたい。
素晴らしい本との出会いを切望してる。
図書室から帰って、娘ちゃんと生チョコ作り。
その間、彼が夕食にお好み焼きを作ってくれた。
とっても美味しかった。
嬉しい〜。他にも、ネットでチェックしていた本が
何冊か借りられて幸せな気持ちに浸る。
荻原浩著「明日の記憶」、奥田英朗著「空中ブランコ」
白岩玄著「野ブタ。プロデュース」、羽田圭介著「黒冷水」
宮部みゆき著「誰か」
この図書室は、宝庫なんです。
初めて行ったときから、私のオアシスです。
毎回、宝探しにいくようなワクワクした気持ちで行きます。
本の虫の私にとって、心が癒される場所。
彼は、「こんなことで幸せになるなんて、いいねー」
と言ってる。えへへへ。
私から本は手放せません。どこに行くにも、何をしてても
片手に本を持ち歩いてるからね。
小学生の頃から、ずっと続いてる習慣です。
今、彼に勧めてる本はダニエル・キース著「アルジャーノンに
花束を」です。今年中に読み終える予定だそうで。
私が初めて感動して泣いた本なんです。
どんなふうに感じるのか、興味津々。
彼は、数ページずつ読んでる。
私も、一気に読むことも多いけど、割とこまごまと読んだり
することもある。でも、どちらもページをめくれば
すぐにその世界に没頭できるので楽しい。
文字を読むというよりも、文字→イメージ(頭の中)という
変換で楽しんでる。なので、年間の読了本は半端じゃない。
少なくなってはいるけどね。
死ぬまでに、何冊の本が読めるかな〜。
それを考えると寂しい。できる限り、たくさん読みたい。
素晴らしい本との出会いを切望してる。
図書室から帰って、娘ちゃんと生チョコ作り。
その間、彼が夕食にお好み焼きを作ってくれた。
とっても美味しかった。
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