私にとっては、穏やかな日々が戻ってきた。
心が仕切りスペースの整理を設えて、きちんと
不倫彼とのことと家人のことを収められるよう
になったから。

時々、哀しくなるけど・・・
こんな風にしか生きられない自分の事を
哀れに思う。

家人とは、平日ウォーキングと週末のどちらか
に会って身体を重ねる。

不倫彼とは、週末1日逢う。
メールは朝のみ。週1位電話で話す。

不倫彼と身体を重ねても、私はいけなく
なってしまった。
やっぱりメンタル弱いんだな・・・

昨日のデートで、夜は行きつけの蕎麦屋で
辛味大根のそばせいろと鱧と海老の天ぷら
ひやおろしの地酒を楽しんだ。
その席での会話は、部屋の解約後の話。

今の部屋を本格的に解約する日を決めて
彼が新しく1DKのマンションを借りること
になった。
そこに家電と家具の一部を移して、残りは
彼の自宅へ移す。

彼が随分、態度を軟化させてくれたのでほっと
している。
彼は怒ると理非をわきまえないところがあるから
対応に疲弊してしまう。

私が家賃を払うのは、11月中旬の解約日まで。
その後は彼への借金の支払いに充てる。

来年いっぱいはかかるかな・・・

この部屋から新しい部屋にうつり、また新たな
彼との逢瀬が始まる。

彼はホテル代と外食費を倹約する為と家具類を
置く為に、新しい部屋を借りると言っている。

私は、自分の部屋で暮らし家人が家を建てたら
そちらへ娘とワンコと共に移り住む。

けれど、私の健康問題があるので予定通り
いかないかもしれない。来年中にとは言われて
いるけれど・・・

不倫彼が、一切家人のことを言わなくなり
ホテルでも、泊まりでも私のバッグをコソコソ
探らなくなって久しい。

理由を聞いたら、私のことを信じることに決めた
とのこと。

いつもそのことで二人が言い争って
険悪な雰囲気になっていたから、私が彼に
会う、話すことが苦痛になって会うたびに
彼に恨み言ばかり言っていたから・・・
そんな自分自身が醜くて、一番私が嫌だった。
嫌いだった。・・・辛かった。すごく。

だから彼がもう家人のことや私の生活について
聞かなくなり、苦しかった気持ちが解放された。

思わずほっとして、耐えきれず涙がこぼれた。

彼が涙を拭いてくれた。

本当にほっとしたから。
ありがとう・・・

今は、私はどちらも愛してないから
どちらも選べない。

いつ死ぬとも限らないから、この生き方も
やめることができない。

覚悟をもって、生きるしかもう術がない。











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