新しい部屋と車

2012年4月14日 furin
朝から冷たい風が降って、寒かった。

彼が朝一番に不動産会社に行って、契約を済ませて
鍵を受け取った。

午前10時前に迎えに来て、一緒に新しい部屋に入った。

きれいで新居の匂い。広々としている。

ガス、電気、水道が通じて、いよいよ引っ越し。

家具や家電製品をあらかじめ買い揃えていたので
次々に運び込まれていく。

少し前に、彼の誕生日が来て二人でホテルで祝った。
私から彼にパジャマを贈った。
メッセージカードも心を込めて書いた。

彼はシャンパンを飲みながら、口に出して読もうと
するので口に指を当てて止めた。恥ずかしかったから。

彼は、目で私の文字を追ってジーンとした風情だった。

「ありがとう。こんな風に誕生日を祝ってくれたり
手紙をもらったことがないから嬉しい」と喜んでくれた。

私は、今まで誕生日は必ずお祝いし、されてきたから
不思議に思った。

でも、そういう付き合い方もあるんだなと思い、これから
彼を大切にしていこうと改めて思った。

奥さんに大切にされてこなくて、逆に私がもっと大切にして
幸せにできれば良いんだと思った。幸せに感じたほど。

夕食は、子供もよんでみんなで引っ越し祝いで外食した。

翌日。

もうすぐみんなで旅行へ行くので、急いで車を見に行った。

空港までの手段なのと、部屋を借りて車が必要だよねって
ことで軽自動車。

一番最初に見た中古車展示場で私が目を奪われた車に即決。
彼が値段交渉して現金で契約した。

子供を初めて、契約した部屋に連れて行ったときに感動
していた。「ここに住みたい!!」って。

嬉しかった。







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