2013年2月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:2162ページ

■荊[いばら]の城 上 (創元推理文庫)
初読み作家で、こちらのサイトでお薦めをみて読みました。想像していたよりも面白くて、一気にこの物語の中に引きこまれてしまいました。夢中で読みふけりました。スゥの境遇とモードの境遇が、紳士によって変えられていく様が興味深い。騙し、騙され、どれが本当のことなのかわからないのが堪らないです。次巻が楽しみです。
読了日:2月26日 著者:サラ・ウォーターズ


■図書館内乱 図書館戦争シリーズ(2) (角川文庫)
勢いのある会話型文章で、楽しめます。テンポも速いし展開もあるし飽きないですね。登場人物にそれぞれキャラ立ちがはっきりしていて、まさにライブ型の作家だなぁと感心します。このシリーズの人間関係好きです。ちょっとくさいところもあるけどね。私は、堂上と笠原の話よりも、柴崎の複雑さが結構好きです。続きが楽しみ。
読了日:2月18日 著者:有川 浩


■冥土めぐり
結構読むのに苦労が要った作品でした。全体的に愚痴っぽくて暗い。主人公の母親と弟の性格と生活行動が我慢ならない。それに不満を感じているのに甘んじている主人公もズルい。そこから逃げるように、結婚してその相手に自分の人生を託す理由を正当化しているように感じた。もっと、能動的に生きてほしいと思った。
読了日:2月12日 著者:鹿島田 真希


■光
始めのほうはあまり気乗りしないまま読み進みましたが、中盤からすごく面白くなり夢中で読み終えました。洞窟の中のヒカリゴケの、幻想的なエメラルドグリーンを想像し、きっと美しいだろうなぁと見てみたくなりました。悦子の手首にはめた黒ゴム、女子特有で細かい視点だなとびっくりしました。
読了日:2月11日 著者:道尾秀介


■彼女は存在しない (幻冬舎文庫)
タイトルに惹かれて読みました。初作家です。いったい誰が存在しないのか、構えながら読んだからかちょっと難しかったです。再読したら印象が変わるのかな? 貴治がキレる若者みたいで苦手・・・。バズ・ライトイヤーは好きなので残念です。後半の恵の描かれ方が悲しかったです。結構モヤモヤが残りました。でも、他の作品も読んでみようと思います。
読了日:2月7日 著者:浦賀 和宏


■コンカツ?
読了日:2月2日 著者:石田 衣良




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