私は母を愛しているが、とても苦手に思う。
この感覚に罪悪感を覚える。

母の感情に振り回されてきたから、今もそれが
私を支配する。

時に母を憎む。

けれど同時に愛する。

そして涙する。

母のことを考えると、強い感情に揺さぶられる。

春一番の風が、道端に転がる空き缶を一瞬で移動させて
しまうように。
コロコロと、カランカランと音を立てながら
私の気持ちも転がっていく。

この感情はいったいなに?どう表現すれば良いかわからない。

だから母と話したくない。
でも、心配してしまう。

これは愛情なのか?
性分なのか?

自分で課した義務として月一度の電話。メール。

電話を切った日は、寝つきが良くない。
苦しくなる。

40にもなって、情けない。

母に動揺する自分が、まるであの日のよわっちい娘みたいで
胸がざわつく。

彼に話したところ、「それは親離れできていないからだよ」と
指摘された。そうなのかな。

とほほ・・・

母に愛されたかったよ。
無条件でね。



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