2010年1月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:4350ページ

■身の上話
古川ミチルという行き当たりばったりの女性が苦手で、読むのにすごく時間がかかりました。イライラし通しで、規則的ないらつく会話のパターンにほとほと嫌気がさしてしまいました。これもテクニックなのでしょうか。2億円の宝くじが当選した人の人生って本当に興味があります。はたして幸せになるのか、不幸になってしまうのか。そして、高額当選者だけが持てる「その日から読む本」という秘密のバイブルの存在が、非常に気になって気になって・・・。ああ、宝くじ当選したいと思いました。彼女の夫が最後にとった行動は、負の連鎖を食い止めるため
読了日:01月30日 著者:佐藤正午


■うちの3姉妹 9
三女のチーちゃんは、相変わらずぶっとび成長中ですね(^-^)真顔ダッシュが、娘と一緒に笑っちゃいました。三姉妹そろってバレエを習い、発表会が楽しみですね。
読了日:01月27日 著者:松本 ぷりっつ


■トワイライトII 上 (ヴィレッジブックス F メ 1-3)
二人がとても幸せに結ばれていただけに、ベラの悲しみと虚無感にとらわれた日常が痛々しいです。失恋した時の苦痛に満ちた思い出が蘇ります。ベラに立ち直ってほしいと心配しつつ読んでいたら、ジェイコブという友人がそばで支えてくれる日々が来てほっとしたのもつかの間。吸血鬼ローランとばったり出会った場面は本当に驚きました。これからどうなるのか、ますます気になります。
読了日:01月26日 著者:ステファニー メイヤー


■トワイライト 下 (3) (ヴィレッジブックス F メ 1-2)
エドワードとベラのカップル誕生ですね。相思相愛の二人は、とても仲が良くて素敵だなと思います。ヴァンパイアと人間がどうやって生きていくのか、いろんな障害をどう乗り越えていくのかが気になります。幸せになってほしい。
読了日:01月25日 著者:ステファニー・メイヤー

■プチ修行 (幻冬舎文庫)
いろいろな修行があるんですね。座禅、瞑想、断食・・・どれも今の私には無理(*_*;なかなか妄想が多くて、集中できそうにないです。それでも、どんなものなのかは知りたいので参考になりました。滝つぼに入って激しく打たれる様子は、すごく印象的でした。
読了日:01月25日 著者:小栗 左多里


■さまよう刃
私の大切に、大切に育てている娘が殺されたら・・・。とても重く、心に深く問いかけるテーマです。少し、思ったのですが我が家は娘の送り迎えを常にしているので、ふと、主人公のお父さんは娘さんを駅まで迎えになぜ行かなかったのかな?と思いました。
読了日:01月24日 著者:東野 圭吾


■彼女がその名を知らない鳥たち
相変わらずの独特の世界観の中で、やりきれない生々しい人間関係を堪能しました。満たされない飢餓感が伴う暮らしの二人の姿がせつなくて、読み進めるのもつらかったです。最後にいくにつれ、陣治の裏の顔があらわれて、不気味な雰囲気にゾクッとしました。
読了日:01月21日 著者:沼田 まほかる


■あじさい日記
読了日:01月18日 著者:渡辺 淳一

■RURIKO
浅丘ルリ子さんは、「家族熱」というドラマを観てなんて美しい人なんだろうと興味を持ちました。なので、詳しくその生い立ちや人生を垣間見ることができて良かったです。
読了日:01月16日 著者:林 真理子


■運命の人(四)
沖縄少女暴行事件はあまり知らなかったので、沖縄に住む人たちの危機感や苦悩を考えさせられた。主人公の弓成夫婦が長い時間を経て、その間にそれぞれの出逢いもなく、うまくいかなかった二人なのになんとなくまた元鞘に戻るかのようなラストが結局人生ってこんなものという現実的な感傷につながりました。人間の出会いの範囲や一人の人間ができることは思う以上に狭いものなんですね。
読了日:01月12日 著者:山崎 豊子


■運命の人(三)
ものすごく緻密に取材を重ね、丹念に資料をまとめて書き上げた転の章ですが、弓成の傲慢さと夫婦の不協和音、間に挟まれた子供たち。周りの人たちの苦悩。対する三木の表の顔と裏の顔とのギャップと思惑にげんなりしてしまいました。読んでいて生きることは、修行、試練なのだと感じました。常にシンプルに生きていきたいと願う思いとは裏腹です。
読了日:01月11日 著者:山崎 豊子


■ダイイング・アイ
一度読んだ事を忘れて再読。一度目に感じなかったことが改めて伝わってきたり良い読後感でした。ホラーの部分もありますが、それもまた面白みを増すものとして楽しめました。交通事故で亡くなってしまった美菜絵の怨念とその夫の執念が絡み合ってゾクッとしました。
読了日:01月09日 著者:東野 圭吾


■オリンピックの身代金
島崎と村田のコンビが印象的でした。二人の奇妙な出会いから生まれる固い絆がせつない。昭和39年という年が日本にとってどれだけ重要なChangeの年だったのかを知りました。追うものと追われるものとの対比がきっちりと描かれていて、刑事落合の家族の誕生が絡み合うことにより、古きよいものから新しい感覚の時代への流れも感じられました。
読了日:01月07日 著者:奥田 英朗

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