読んだ本の数:17冊
読んだページ数:4383ページ

■淳之介の背中
淡々とした語り口で、吉行淳之介と暮らした年月を語り「あじさいの女」の元に去っていった彼の後姿を見送った夫人の寂しさが伝わってきました。思い出だけでこんなにも生きていけるものなんですね。。
読了日:09月28日 著者:吉行 文枝


■「暗室」のなかで―吉行淳之介と私が隠れた深い穴 (河出文庫)
女性の依存心がとても強く伝わってきました。彼に毎月生活費と家賃とお小遣いを渡されていましたが、彼が亡くなったあとの生活はどのように成り立っていったのか、彼女は部屋にこもりっきりで彼の性の相手をしていましたが、自活せざるを得なかったその後の生活が知りたいと感じました。
読了日:09月28日 著者:大塚 英子


■定本 岳物語
私は小学生の娘を育てていますが、椎名さんの息子と父親との小学校卒業までのふれあいを楽しく読ませていただきました。この小説がきっかけで、岳くんの思春期と重なり親子の溝が出来てしまったのは残念ですが、椎名さんのあとがきに書かれている通り、子供、少年、青年時代を経て、父親となった後で「岳物語」を自分の気持ちの中で昇華し、当時の父の気持ちを理解できるようになってくれるのではないかな?と期待しながら読み終えました。
読了日:09月27日 著者:椎名 誠


■感染列島 パンデミック・イブ
読了日:09月24日 著者:吉村 達也


■小説すばる 2008年 05月号 [雑誌]
読了日:09月21日 著者:


■うちの3姉妹6
読了日:09月21日 著者:松本 ぷりっつ


■「少年A」14歳の肖像 (新潮文庫)
読了日:09月21日 著者:高山 文彦


■風の中のマリア
人間が一切出てこない大スズメバチの生態を描いたストーリー。こういう話は初めてで興味深く読みました。偉大なる母が次々産み付ける妹たちを、せっせと育てていくワーカーたちの短い一生がせつなかったです。妹たちのために、死も厭わず果敢に狩りに出かけていく姿が印象的でした。たまたまワーカーに生まれついたマリア。たまたま女王蜂になるべく産まれていく妹たち。その違いとタイミングに運命を感じます。私は、虫がニガテなので肉団子シーンは意識しないようにして読みました(^^ゞそれでも、勉強になりました。
読了日:09月20日 著者:百田 尚樹


■淳之介さんのこと
読了日:09月17日 著者:宮城 まり子


■エリー(C)―茅ヶ崎の海が好き。
桑田圭佑さんのお姉さんの書いた自叙伝ということで興味を持って読み進めました。乳がんを克服し、再発してしまいましたが、病と闘いながら記した言葉が胸に迫ります。3章に分かれた本書は、著者の茅ヶ崎での子供時代(桑田さんとのエピソードもほほえましい)、2章は、アメリカでの夫婦生活、出産子育て。そして3章は帰国してから茅ヶ崎の海を守るための活動が記録されています。活動的で前向きな人柄が伝わってきました。
読了日:09月15日 著者:岩本 えり子


■鬼の跫音
読了日:09月14日 著者:道尾 秀介


■あなたと共に逝きましょう
団塊世代の老いと死がテーマ。初め、作者の体験か?というほどリアルな文章で、それくらい真に迫っていてぐいぐいと引き込まれていきました。とても勉強になりました。
読了日:09月12日 著者:村田 喜代子


■妻たちの欲望
読了日:09月11日 著者:夏樹 静子


■淳 それから
加害者男性が本退院して、今はどんな風に過ごしているのでしょう。もう誰にもわからないんですね。遺族の方たちが一番気にかかることなのに、何も知らされないまま加害者は好きな土地で暮らせる不条理にやるせなさを感じます。特異な性的サディズムが本当に治ったのかどうかもわからないのに、市井の中で何を思いどんな風に生きているのでしょうか。当時、少年だったからって人の生命を残虐に奪った挙句、残酷なやり方で晒したAは一生十字架を背負い続けなければ償う事はできないと感じました。
読了日:09月10日 著者:土師 守,本田 信一郎


■神戸小学生殺人事件―わたしはこう思う~455人の声
読了日:09月09日 著者:


■第3の人生の始まり つれづれノート(15) (角川文庫)
ずっと昔から愛読しています。銀色さんの人に対して、周りの物事に対する観察眼がいつも参考になり、常に真摯に文章に表現されているので、読み応えがあり私も真摯に受け止めています。人はそれぞれ違うものだから、共感する部分も当然あり、反発する部分もあります。私は、色々な視点や考え方に触れることが好きなので、これからも銀色さんの生き方を見守りたいです。カーカとさくくんの成長も楽しみです♪
読了日:09月08日 著者:銀色 夏生


■屋上ミサイル (このミス大賞受賞作)
読了日:09月01日 著者:山下貴光





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