引越しは慌しく終わった。
疲れたけれど、新しく広い新居の明るいリビングに座って
いると嬉しい気持ちになる。

急に思い立って、部屋探しをして、この部屋にめぐりあった。
子供の転校手続きをして、落ち着いたところ。

でも、学校の子供会のうるさいお母さんたちが新住所と
電話番号をあの手この手で聞きたがり気持ち悪い。
暇なんだろうか。楽しみがないんだろうか。
個人情報だからと断ると、今度は子供に聞く始末。
気味が悪い。

もうほっといて。

私は群れたがるお母さん達が大の苦手。
関わりあいたくないから、一人でいると、向こうは気になるのか
理解できないのか、ほっといてくれない。

そんな窮屈な少人数学校に別れを告げる事にした。

子供も私と似ていて、特定の友達を作らない。
そのときその場で居合わせた人たちと仲良く話せればいい。

しがらみが人を苦しめるし、視野を狭めてしまう。
だから、自由でいたい。

学校や職場だけが世界じゃない。
場面場面が楽しくできればいい。一番大切なものは家族。
家族が楽しめるように毎日を過ごすことが何より大切。

旅に出かける。おいしいものを食べる。映画を観る、コンサート
にいく。素晴らしい景色をみる。爽やかな自然に触れる。
静かな夜を過ごす。安らかな眠りに横たわる。

すべて信頼できる家族で過ごしたいから。

今、三人で暮らし幸せを感じる。
回り道をしたけれど、また一緒に暮らせて嬉しい。
喧嘩はまだまだあるけれど、根幹がしっかりとゆるぎない
から続いてくと思う。

なにより、子供の存在が幸せの根源。




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