昨日から仕事が始まった。土曜日は午後1時まで。
患者さんが、玄関の前で診察券を握り締めて待っている。
窓口にたまっていく診察券。
カルテを出しても出しても、また診察券がたまっていく。

そのうち、会計カルテが戻ってきて、投薬もセットされて
まるでドライブスルーのような混雑さ。
私が、外用薬の塗り薬や湿布薬をオーダー(カルテの処方。
暗号のようなDrの文字を解読)を見ながら、袋詰めしていき
保険点数を起こしていき、レジへ打ち込む。

「お大事に」

ニッコリ笑って。次の患者さん。カルテに没頭する。
診断書を希望されれば、医師の指導の下診断書を書く。
院外処方が出れば、処方箋を書く。
保険の給付金を申請するための診断書を希望されれば
また通院日数を遡って計算して証明書を出す。

次々にやってくる患者さん。
「さっき、そこで事故やって・・・」
「保険は使えませんか?」
「相手が逃げちゃって・・・」
「相手が任意保険に入っておらず、自賠責で・・・」
「仕事中の怪我なんです・・・」
窓口にやってくる、弱っている患者さんたち。

あれこれと説明し、それぞれの手続きに案内していく。
そういうことも、通常業務の中に当たり前のように組みこま
れていく。頭をピピッと切り替えて、瞬時に判断して患者
さんの不安を取り除いてあげなくては。

トイレにも立てない煩雑さだけど・・・
そんな中で、私は必要とされている。
実感したとき、「この仕事が好き」と改めて内から湧き上がる
ものがある。「私は、人を助ける、人をサポートする仕事が
好き」って思った。

イジメはあるけど、それ以上の価値があるから頑張れる。

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