帰省

2006年3月24日 日常
帰省
先週、今年初めて実家に帰った。
夜行バスを使って。とても後悔・・・
行きも帰りも眠れず。座席を倒せないし狭くて寒い。
もう帰省費をけちったりするまいと心に誓う。

私は犬の毛アレルギー。発作が始まると止まらない。
くしゃみとなみだ目とセキに苦しめられる。
でも、今回はシュラフを購入し荷物をあらかじめ送っておいた。
そして、マスクという完全装備。

そのおかげで快適に過ごすことが出来た。嬉しいっ。
実家でぐっすりと眠れたのは初めてだ。

実家で飼っている犬は4匹。
ミニチュアダックスが一番私のお気に入りなんだけど、本当に
可愛いの。つぶらな目が私に光線を送ってくる。
抱きしめ甲斐がある身体をぴとって私にくっつけてきて、思わず
撫で撫で〜。
「お母さん、○○(犬の名前)欲しいっ」
「だめっ」
と繰り返される会話。
ほんと可愛いの。犬ってどうして目で訴えてくるの。

帰省中は、弟とサーカスを見に行ったり、もう一人の弟夫婦と両親と
遊園地や水族館に行ったり、夕食を食べに行ったり、母と温泉に
いったりお酒を飲んだりして楽しく過ごした。
サイコーに楽しかった。
ここに大切な子たちがいたらよかったのに・・・
あの子達に楽しませてあげたかった。
両親や弟たちにも大切な子たちの成長を見せてあげたかった。

父や母の姿を見ると何ともいえず、胸がいたかった。
もっと親孝行しなくては・・・
もう悲しませたくないし心配かけたくない。
弟たちにもそう思う。姉らしくもっと頼られたい。
強く思う。

それには、堅実に一日一日を積み重ねていかなければ。
誤った道を突っ走り、追い詰められ目先の曲がり角を曲がってしまった
浅はかな私は、今何度も自分の通る道を確かめながら進んでる。

私は間違ってないか。
ちゃんと正しく進んでるか。
それだけを道標にして生きてる。

私の人生を支えてくれる人が居る。
感謝すべき人たち。

子供たち、彼、家族(両親、弟、弟夫婦)。

ありがとう。ありがとう。ありがとう・・・

駅まで送ってくれた家族に、何度も手を振りつぶやいた。
「ありがとう、また帰ってくるからね。今度は彼と一緒だよ。
また会おうね。楽しかったよ、ありがとう」

また会えるのに郷愁の想いは募るばかり。
私は親不孝な娘です。
いつも心配をかけてばかり。波乱万丈な生き方しかしてこなかった。
本当は、3人の孫と交流させてあげたかった。
ごめんなさい。おとうさん、おかあさん。

大切な子たちにも、ごめんなさい。。。
ママの家族と交流させてあげたかった。いつかの正月に一緒に
凧揚げしたよね。楽しかったね・・・
ママの弟たちはすごく面白いんだよ。
一緒に遊ぶとクタクタになっちゃうくらい、いっぱい身体を動かして
遊んでくれるよ。

帰りのバスの中、流れていく窓の外を眺め思い続けた。
漆黒の闇のなか、うら寂しい家並みの灯りを数えながら。

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